愛媛県松山市の聖カタリナ学園は2026年6月18日、運営する聖カタリナ大学短期大学部保育学科について、2027年度入学生を最後に学生募集を停止すると発表した。2028年度以降の入学者募集は行わない。 同短期大学部は1966(昭和41)年に開学。愛媛県内の幼稚園や保育所などに多くの人材を輩出してきた。学園によると、これまでに送り出した卒業生は約1万3,700人にのぼり、その多くが愛媛県内外の幼稚園や保育所などで地域の子供たちの成長を支えてきたという。 一方で、近年の18歳人口の減少や、社会ニーズの変化などを背景に学生募集をめぐる環境は厳しさを増している。学園はこうした状況を踏まえ、将来にわたって教育の質を維持し責任ある養成機関としての体制を継続することは困難であると判断し、募集停止を決定したとしている。 聖カタリナ大学短期大学部は2004年に「聖カタリナ女子短期大学」から現名称へ変更し、共学化。現在は保育学科のみを設置している。2027年度入学生を最後に募集を終了し、在学生および今後入学する学生については、卒業まで教育環境や学習支援、進路指導などに万全の体制で対応するとしている。また、学園は卒業生約1万3,700人を擁する充実したネットワークを生かし、最後まで質の高い保育者養成を行う方針を示した。 なお、同じ松山市内にある聖カタリナ大学の健康社会学部および看護学部については、今後も地域に根差した教育を継続し、さらなる発展を目指すとしている。