2025年3月15日、オンラインで料理研究家の土井善晴氏による講演「暮らしを楽しむ~食・家族・子育てを考える時間~」が開催される。土井氏は、家族との時間や子供の成長、健康を考えるうえで「食」がいかに重要であるかを語る予定だ。参加者はLEARN ROOM登録者で、200名程度が対象となっている。 この講演の目的は、忙しい日々の中で家族の食卓や暮らしに小さな幸せを見つけるヒントを提供することにある。食事は単なる栄養補給ではなく、家族のつながりを育む重要な時間である。土井氏は、料理を決まりきった作業ではなく、その場に応じて工夫し、楽しむものと捉えている。講演では、子供たちが食事の手伝いをすることの意義や、料理を通じて家族との会話が生まれることの大切さについても触れる予定だ。 土井善晴氏は、1957年大阪府生まれ。スイスやフランスでフランス料理を学び、帰国後は「味吉兆」で日本料理を修業した。現在は東京大学先端科学技術研究センターの客員研究員として、食事学・料理学を研究している。テレビ番組「NHKきょうの料理」やラジオ「深夜便」などでも活躍し、著書には「一汁一菜でよいという提案」(新潮社文庫)などがある。和食文化の発信により、文化庁長官表彰を受賞した経歴ももつ。 講演は午後2時30分から午後4時まで行われ、Zoomを利用してオンラインで実施される。参加費は無料で、LEARN ROOMへの登録が必要だ。子供たちから寄せられた食や料理に関する質問に土井氏が答える時間も設けられており、質問は申込フォームの質問欄から受け付けている。ただし、時間の制約からすべての質問に答えることはできない場合がある。 この講演を通じて、参加者は日常の食卓をより豊かにし、家族との絆を深めるための新たな視点を得ることができるだろう。食事を通じて家族のつながりを育むことの重要性を再認識する機会となることが期待される。◆暮らしを楽しむ~食・家族・子育てを考える時間~日時:2025年3月15日(土)14:30~16:00会場:オンライン(Zoom)対象:LEARN ROOM登録者募集人数:200名程度締切:定員になり次第参加費:無料申込方法:LEARN ROOMへの登録後、申込フォームより申し込む