横浜美術大学は2026年4月、ビジュアルコミュニケーションデザインコースに、4年次に選択できる情報デザイン専攻を開設する。前期にアプリケーションデザイン、ウェブデザインなど情報デザイン分野の作品制作に取組み、後期で学びを生かした卒業制作を行う。 横浜美術大学では、美術・デザインを基礎から学べる教育を実践している。1年次では、前期で美術・デザイン分野で創造性を養うために必要な基礎実技 (共通基礎)を学び、後期で「平面」「立体」「視覚デザイン」「映像」のそれぞれの領域から主領域と副領域を1つずつ選択し、横断的な実技 (選択基礎)を学習。2年次より、絵画・彫刻・ビジュアルコミュニケーションデザイン・アニメーションなど10コースの中から所属するコースを選択し、表現の基盤づくりに取り組む。 4年次には、卒業制作に向けてさらに専門性を追求する「専攻」での学びへとステップアップ。10コース(専攻)に加え、映像メディアデザインコースから写真専攻、イラストレーションコースから絵本専攻が追加され、全12専攻の中から選択が可能。 さらに今回、2026年4月よりビジュアルコミュニケーションデザインコースに情報デザイン専攻を開設すると発表。全13専攻から選択できることになる。 情報デザイン専攻では、前期のゼミ制でアプリケーションデザイン、ウェブデザイン、ゲームデザイン、モーショングラフィックスなどの情報デザイン(UI・UXデザイン)分野の作品制作に取組み、後期には前期の学修成果を生かした卒業制作を行う。次世代の文化形成の核となる「社会を導く」創造的実践者を目指すという。