昭和館は、2025年7月19日から9月7日まで、戦後80年特別企画展「社会を映す、動かす-ポスターにあらわれる国策宣伝の姿-」を開催する。昭和館ポスターコレクションを通じて、戦時下における国策宣伝について紹介する。入場無料。 昭和館は、戦没者遺族をはじめ国民が経験した戦中・戦後の労苦を後の世代に伝えていくための国立の施設。 今回の企画展では、昭和館ポスターコレクションを通じて戦時下における国策宣伝について紹介する。1937年(昭和12年)の日中戦争勃発以降、国民の戦意高揚を図るために国策宣伝が積極的に行われた。ポスターは視覚的に効率よく宣伝内容を印象付けるものとして重要視され、官民問わずさまざまな団体によって制作された。それらは街中に貼られ、国民に国策への協力を広く呼びかけたという。 会期は、前期が7月19日から8月11日、後期が8月13日から9月7日。前期と後期で一部展示資料の入替を行う。入場料は無料。期間中、ポスターバッグづくりのワークショップや、担当者による展示解説なども予定されている。詳細は昭和館のWebサイトで確認できる。◆戦後80年特別企画展「社会を映す、動かす-ポスターにあらわれる国策宣伝の姿-」会期:<前期>2025年7月19日(土)~8月11日(月・祝)<後期>2025年8月13日(水)~9月7日(日)開館時間:10:00~17:30(入館は17:00 まで)休館日:月曜日※7月21日(月・祝)・8月11日(月・祝)は開館、7月22日(火)・8月12日(火)は休館会場:昭和館(東京都千代田区九段南1-6-1)3階 特別企画展会場入場料:無料(常設展示室は高校生以上有料)