四谷大塚は、2026年度中学入試変更点の続報として、2025年4月14日現在の情報をまとめて公表した。洗足学園が第3回入試を廃止するほか、東京都市大学等々力が試験時間の短縮や教科変更するとの情報が追加されている。 四谷大塚は、Webサイト内の入試情報センターにて、4月14日時点の2026年度中学入試変更点について更新情報を公開。リセマムで前回紹介した3月18日発表情報から、今回新たに11校の入試変更点が追加された。 おもな変更点として、洗足学園は2026年度入試より第3回を廃止し、2月1日の第1回定員を40人増の120人に変更する。茨城県の江戸川学園取手は、2026年より英語リスニングを廃止、1月9日に入試回を新設する。 東京都市大学等々力は、「算数」「国語」の試験時間をそれぞれ50分から45分へ、「理科・社会」の試験時間を60分から50分へ短縮。S特選入試と第2回特選入試は4科型と2科型が選択可能となる。城北埼玉は、募集定員を160人から120人に減らし、1クラス30人に変更。1月10日午後の特待入試の科目を算理のみに変更するとともに、選抜クラスを廃止し全クラスを平準化(学びあう、教えあうなどの活動を重視)する。 また、吉祥女子は第1回の定員を10人増の144人に、第2回の定員を10人減の90人にそれぞれ変更する。そのほか、東京都市大学付属はI類・II類のコースを一本化。順天が2026年4月より学校名称を「北里大学附属順天」に変更し、北里大学の系列校化する、といった情報が追加されている。 入試変更点まとめは四谷大塚のWebサイトに掲載。学校名と変更内容の概要について一覧でまとめている。また、市進学院のWebサイト「市進 中学受験情報ナビ」でも、入試変更点やイベント情報などを最新トピックスとして随時発信している。