35歳から東大を目指して勉強を始め、ちょうど3年で合格しました。さんきゅう倉田です。
仕事をしながら受験する大変さが身に染みて分かりました。会社員でありながら、司法試験を受け続けている方々の凄まじい苦労が想像できます。
さて、東大生の長期休みの過ごし方はさまざまである。
▶参加しないと損!東大ならではのプログラム
参加しないともったいない!東大ならではの「無料」プログラム
春休みに入って、ぼくはいくつかのプログラムに参加していた。一つが「サイエンスキャンプ」と名付けられた3泊4日の合宿だ。千葉県は柏の葉にある東京大学柏キャンパスを訪問し、様々な研究を見学し、簡単な実験を行う。
超伝導や形状記憶合金などマテリアルに関するプログラムがいくつかあり、事前に選択した。
柏の葉は都心から離れているため、学生にはホテルが手配されている。これが無料。食事はつかないが、夜は学生同士で交流することができる。最高だ。「無料」という甘美な響きは多くの東大生の心の鐘を鳴らす。
ぼくの班は、走行中の自動車に電気を供給する研究を行う研究室にお邪魔した。柏の葉の駅前には自動車に給電する装置がすでに設置されていて、実際に給電できる。そのシステムを再現したミニ四駆でぼくらは実験をおこなった(厳密には、体調不良でぼくだけ撤退した)。
柏の葉キャンパス内にはバスが走っていた。正面には「自動運転中」と表示されている。運転席に運転手さんはいるが、自動運転なのかもしれない。知らないところで、日本の科学が進歩している。
このサイエンスキャンプは楽しいだけでなく、研究室の院生や先生が非常に手厚いし、運営の方々も優しい。おすすめである。
▶東大生の優遇されっぷりはすごい
え!これも無料!?東京大学大学院の研究生制度がすごい
東京大学には学生たちに知られていないプログラムが数え切れないくらいある。大学公式のものもあれば、どこかの団体が主催し企業がスポンサーになっているものもある。
東京大学大学院の情報学環・学祭情報学府では毎年30名の研究生を募集している。1.3倍くらいの選考に通ると、メディアに関する様々な講義を履修できる。チームを組んでドキュメンタリーを作る講義もあるらしい。
ぼくは12月のこの研修生制度の話を初めて会った書道研究会の先輩に聞いた。
東大生だけでなく、新聞社やテレビ局に勤める社会人も多く、旅行などの催しもあり、大変有意義だったらしい。しかも、東大生は学費が無料なのだ。なんて甘美な響き。
薦められるとなんでも取り組むさんきゅう倉田は、1月に願書を出していた。
▶2次試験で困ったことが…
「一切対応できません。辞退してください」。あきらめるしかないのか
3000文字程度で経歴や志望理由を書き、大学の卒業証明や成績証明を添付する。これが若干面倒であった。日本大学に請求しなければならない。
日本大学理工学部は18年経ってもぼくの成績データを保存してくれていた。ありがたいけど、不思議だ。
無事に1次試験に通ると、2次試験は面接だ。
しかし、月に3回しかない講演会の時間と被ってしまった。あと15分早ければ間に合ったのに。
当然、時間は変えてもらえない。一縷の望みを持って「時間を変えてほしい」と連絡したが、「一切対応できません。辞退してください」と言われて、研究生への道は途絶えた。
この大学院のホームページを見ると「構成メンバーのリソースにフィットした組織化」を目指しているようだった。
構成メンバーになる予定の学生の時間的リソースにフィットした面接をおこなってくれるかもしれない。
偉い人にメールをしてみたが、、、梨の礫だった。
こういうとき、学生は自らの権利意識ばかりが強くて、他人の苦労に思いを馳せないし、感謝もしない。
▶▶つづきの【後編】では、『「正規の方法でダメなら、直談判だ」と考えて、単位を落としそうな学生の行動あるあるとは』ついてお伝えします__▶▶▶▶▶