文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所は2025年3月31日、2026年卒業予定の学生を対象とした「2026入社希望者対象 就職活動[前半]就職ブランドランキング調査」の結果を発表した。調査の結果、総合商社の伊藤忠商事が6年連続で1位に輝いた。 この調査は、過去10年以上にわたり就職活動を行う学生に対して、年に3回「企業の就職ブランド」について調査しているもの。2026入社希望者対象の就職活動[前半]調査は、2026年春入社希望の「ブンナビ」会員 (現大学4年生、現大学院2年生)を対象に2024年10月1日~2025年3月15日に実施。有効回答数は1万9,856件。 総合トップは「伊藤忠商事」。以降、2位「日本生命保険」、3位「大和証券グループ」、4位「全日本空輸(ANA)」、5位「博報堂」、6位「大日本印刷」、7位「住友商事」、8位「三菱商事」、9位「SMBC日興証券」、10位「本田技研工業」。上位には総合商社や金融業界の企業が多くランクインした。 総合商社では伊藤忠商事(1位)、住友商事(7位)、三菱商事(8位)の3社がトップ10入り。総合商社が人気を集める背景には、グローバルな事業展開や高い給与水準、多様なキャリアパスがある。さらに、働き方改革を積極的に推し進める姿勢も学生の支持を得ている。 金融業界では、日本生命保険(2位)、大和証券グループ(3位)、SMBC日興証券(9位)がトップ10入りし、安定した経営基盤や福利厚生の充実、専門性の高い業務に携われる点が評価されている。 また、コロナ禍以降、旅行や出張の回復が進む中で、航空業界や旅行・ホテル関連企業の復調が進んでいる。全日本空輸(ANA)が4位、日本航空(JAL)が23位と順位を大きく上げた。特に女子学生の間では、ANAが2位、JALが3位と高い支持を得ている。旅行業界ではJTBグループが40位に、ホテル業界ではニュー・オータニが44位にランクインするなど、関連企業は軒並み順位を上げた。 円安やビザ緩和によるインバウンド需要の急増や旅行単価の上昇に加え、2025年には大阪・関西万博の開催も控えていることから、各企業は採用活動を積極的に行っている。今後も語学力や異文化理解に長けた学生を中心に人気を集めることが予想される。