しょうけい館(戦傷病者史料館)は2025年3月4日から6月1日まで、春の企画展「綴られた思い-戦争を知らない世代に伝えたい体験と記憶-」を開催する。戦傷病者やその妻が記した体験記を通じて、戦中・戦後の労苦を伝える。 しょうけい館は、戦傷病者およびその家族が体験した戦中・戦後の労苦を次世代に伝える国立の施設。今回の企画展では、ひとりひとりの戦中・戦後の労苦に焦点をあて、体験記のほかに関連する実物資料を展示する。戦争を知らない世代に対して、過去の体験を通じて平和の重要性を考える機会を提供することを目指している。 入館料は無料。館内2階シアターでは、企画展に関連する映像の上映もある。上映プログラムは、同館Webサイトなどで確認できる。 しょうけい館の春の企画展は、東京都千代田区九段北にあるグリーンオーク九段2階の企画展示室で行われる。地下鉄「九段下」駅7番出口から徒歩3分というアクセスの良さも特徴だ。展示は毎日午前10時から午後5時30分まで開かれ、入館は午後5時までとなっている。月曜日は休館日だが、5月5日は開館し、代わりに5月7日が休館日となる。 この企画展は、戦争の記憶を次世代に伝える貴重な機会となる。戦傷病者やその家族がどのような労苦を経験したのか、実物資料と体験記を通じて深く理解することができるだろう。◆春の企画展「綴られた思い-戦争を知らない世代に伝えたい体験と記憶-」会期:2025年3月4日(火)~6月1日(日)開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)休館日:毎週月曜日・2025年5月7日(水)※2025年5月5日(月)は開館会場:しょうけい館2階企画展示室(東京都千代田区九段北1-11-5 グリーンオーク九段2階)入館料:無料