2025年2月、東京都渋谷区に本社を置く日本入試センターと神奈川県横浜市に本社を置くHerazikaが提携し、SAPIX小学部に在籍する生徒向けにオンライン自習室サービス「ヤルッキャ」を提供することが発表された。このサービスは、家庭学習を支援し、子供たちの自立的な学習を促進することを目的としている。 「ヤルッキャ」は、小学生の家庭学習を習慣化するために設計されたオンライン自習室サービスである。従来の自習室を自宅で再現するだけでなく、子供が自ら机に向かい、集中して学習に取り組めるよう工夫されている点が特徴だ。これにより、家庭学習の質を高めることが期待されている。 SAPIX小学部は、1989年の創業以来、自ら考える思考力と自分の言葉で表現する記述力の育成に力を入れてきた。討論式の授業を通じて考えることや表現することに慣れ、そのうえで家庭学習を通じて自らの考えをさらに深め、得た知識を定着させることを目指している。今回の提携により、オンライン自習室サービスを導入し、生徒が自らの可能性を最大限に引き出し、目標達成へと進むための環境を整える。 Herazikaは、やる気不要のオンライン自習室サービスの開発・運営を行っており、2020年に設立された。今回の提携により、SAPIX小学部の生徒に向けて「ヤルッキャ」を提供し、家庭学習の質をさらに高めることを目指す。 日本入試センターは、1962年に設立され、中学受験、高校受験、大学受験などの各種教育サービスを提供している。SAPIX小学部をはじめ、さまざまな教育プログラムを展開し、教育の質を高める取り組みを続けている。 今回の提携により、SAPIX小学部の生徒たちは、オンライン自習室を活用して家庭学習の質を向上させることができる。これにより、生徒たちが自らの学習目標を達成するための新たなサポートが提供されることになる。