資格・検定ランキング2025、日商簿記が首位 | NewsCafe

資格・検定ランキング2025、日商簿記が首位

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取得して良かった資格・検定ランキング
  • 取得して良かった資格・検定ランキング
  • 第1位 日商簿記検定のイメージ
  • 第2位 実用英語技能検定(英検)のイメージ
  • 第3位 TOEIC Listening & Reading Testのイメージ
 資格・検定情報サイト「日本の資格・検定」を運営するシー・ビー・ティ・ソリューションズは、2025年版「取得して良かった資格・検定ランキング」を発表した。調査は、同サイトのユーザー612名を対象に、実務での活用度や満足度を総合的に評価したものである。結果、日商簿記検定が総合満足度で首位を獲得し、語学系資格の実用英語技能検定とTOEICがそれに続いた。

 この調査は、資格取得が単なる学習の一環にとどまらず、実務での即戦力としての評価が高まっていることを示している。特にビジネス系資格が高く評価される傾向が顕著であり、資格取得を通じて実践的なスキルを身につけることが重視されている。調査は2024年10月21日から11月20日にかけて実施され、Webサイトを通じて行われた。

 第1位に輝いた日商簿記検定は、経理部門に限らず営業職や企画職でも活用されており、特に2級以上の取得者は転職市場での評価が高い。取引先とのコミュニケーション向上に寄与するという声も多く寄せられた。

 第2位の実用英語技能検定(英検)は、4技能を総合的に測定する実践的な試験システムが高く評価されている。教員採用要件としての需要が増加しており、面接試験を通じた実践的なスピーキング力の向上が評価されている。

 第3位のTOEIC Listening & Reading Testは、グローバルスタンダードとしての認知度が高く、昇進・昇格要件としての活用が増加している。継続的な学習モチベーションの維持に効果的であるとされる。

 今回の調査結果は、資格取得が実務において即戦力となるスキルの習得につながることを示している。資格を通じて得られるスキルが、職場での評価やキャリアアップに直結することがうかがえる。資格・検定の選択においては、実務での活用度やスキルの実践性が重要な要素となっている。

 調査結果の詳細は、学びのメディア「日本の資格・検定」のWebサイトで確認できる。資格取得を考える人々にとって、今回のランキングは資格選びの参考となるだろう。資格取得を通じて、実務でのスキルアップを目指す人々にとって、今回の調査結果は有益な情報となる。
《神林七巳》

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