中学受験に向けた準備もいよいよ大詰め。冬休みは志望校の過去問に取り組む等、総仕上げの学習に熱が入るご家庭も多いのではないだろうか。受験生はもちろん、保護者も一緒に解きたくなる「時事問題」のテーマも気になる時期だ。 人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社が開設しているYouTubeチャンネル「声教チャンネル」では、すでに始まっている茨城県・栃木県・千葉県(推薦)の中学入試問題から、時事問題をピックアップして解説した動画「【中学受験】速報! 2025年度入試 時事問題 11・12月実施の中学入試で実際に こう出た!」が公開された。例年11月、12月の中学入試で出題された内容と類似したテーマについて、1月、2月の入試でも出題されることがあることから、どのような形で「時事問題」が出題されたのか注目が集まる。社会: 茨城キリスト教学園中ではパリオリンピックに関連して国旗の色の順位、佐野日大では2024年に行われた選挙をテーマにした出題があった。東邦大東邦の推薦入試ではカタカナ語の意味を問う問題、作新学院では世界遺産に関する出題があった。理科: 茨城キリスト教学園中ではH3ロケットを選ばせる問題が、作新学院ではクビアカツヤカミキリが出題された。茨城中学校では世界自然遺産について、場所とその地の生物の組み合わせを答える問題が出題されている。 2024年に起こった出来事、2025年にある出来事などは要チェックだ。YouTube動画では問題と正答について詳しく解説している。 動画の解説者は、声教チャンネルお馴染みの後藤氏と松村氏。後藤氏は10年以上経験した編集部時代は毎年250校、500回以上の入試問題をひたすら解き、解説を編集するという日々を送り、現在は講演会や動画授業の講師を務め活躍している。松村氏は声の教育社の編集者として社会科を担当。資格をとるのが好きで、世界遺産検定、観光英検等を取得済。現在は日本城郭検定、歴史能力検定、謎解き能力検定等を勉強中だという。 社員自らが出演した解説動画を通じて受験生を応援する声教チャンネルでは、時事問題の解説のほかにも、過去問の使い方、チェックポイント、過去問の出庫率前年比較等、独自の視点で製作されたオリジナル動画が多数公開されている。年末年始の学習の参考に、手を休めるひと時に、視聴してみてはいかがだろうか。