大学生の一人暮らし、保護者の不安91%…緊急時の頼り | NewsCafe

大学生の一人暮らし、保護者の不安91%…緊急時の頼り

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お部屋探しに関する保護者の不安や情報収集の役割分担に関するアンケート調査
  • お部屋探しに関する保護者の不安や情報収集の役割分担に関するアンケート調査
  • 子供のお部屋探しに不安があるか
  • 子供のお部屋探しに関する不安要素
  • 引越し後の生活で保護者が抱える不安
  • 子供のお部屋探しでの情報収集
  • 子供の情報収集への参加状況
  • 引越し条件において、親子どちらの意見が優先されたか
  • 入居後のお部屋に対する不満の調査
 CHINTAIは、直近1~2年間で一人暮らしを始めた大学や短大、専門学生の子供を持つ保護者を対象に、お部屋探しに関する不安や情報収集の役割分担についてのアンケート調査を実施した。調査の結果、91.0%の保護者が子供の部屋探しに不安を感じていることが明らかになった。特に「緊急時に頼れそうな人がいるか」が不安要素としてもっとも多くあげられた。

 この調査は、2024年6月25日から6月28日にかけてインターネットを通じて行われ、30代から50代の保護者400名から有効回答を得た。調査結果によれば、子供の部屋探しにおいて保護者が主導するケースが77.0%にのぼり、子供も情報収集に参加している割合は80.8%であった。これにより、保護者が主導しつつも子供も一定程度関与していることがわかる。

 子供の部屋探しに関する不安要素としては、「緊急時に頼れそうな人がいるか」(39.5%)がもっとも多く、ついで「同じ物件に住む人の雰囲気・年齢層」(37.5%)や「治安」(33.0%)があげられた。これらの結果から、住環境の安全性や安心感への関心が高いことがうかがえる。また、引越し後の生活面での不安としては、「体調管理」(59.8%)や「生活習慣の乱れ」(50.8%)が上位にあげられた。

 引越し条件においては、「家賃」や「契約の最終判断」は保護者が主導する一方で、「エリア」「間取りや広さ」「設備条件」では子供の意見が優先される傾向が見られた。特に「家賃」に関しては、保護者が89.0%と圧倒的に多い結果となっている。

 さらに、子供が情報収集に参加した場合、入居後の不満が54.0%にとどまったのに対し、参加していない場合では66.0%に上昇する結果となった。これにより、子供の情報収集参加が不満の軽減につながることが確認された。

 CHINTAIでは、こうした課題を解決するために「高校生のためのお部屋探し&一人暮らしガイド」を制作・提供している。このガイドは、首都圏を中心とした高等学校で家庭科授業の副教材として活用されており、高校生の段階から一人暮らしに必要な知識を身に付けられる内容となっている。

 また、「妥協せず理想のお部屋探しを実現すること」を応援するため、CHINTAIでは「CHINTAI安心パック」を提供している。このパックは、契約開始日から3か月以内の再引越しであれば理由を問わず住み替え費用を補償するもので、入居後に気づいた問題や悩みを解決するためのサポートを行っている。

 CHINTAIは今後も、お部屋探しや引越しに対する不安を軽減し、安心して快適な暮らしを実現できるサービスの提供に努めていくとしている。
《佐藤愛》

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