中島健人が目指す“全員が機嫌よく働ける環境” 後輩指導に込めた想いとこれからの現場論【Netflixシリーズ「SとX」インタビュー後編】 | NewsCafe

中島健人が目指す“全員が機嫌よく働ける環境” 後輩指導に込めた想いとこれからの現場論【Netflixシリーズ「SとX」インタビュー後編】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた中島健人/HM:石津千恵(chie ishizu)、STY:川原真由(MAYU KAWAHARA) (C)モデルプレス
【モデルプレス=2026/08/17】中島健人(なかじま・けんと/32)が主演を務めるNetflixシリーズ『SとX』(2026年8月20日より世界独占配信)。笑顔が絶えなかったという撮影現場で、託児所の設置やファミリーデーの導入なども行われた。環境改善に自らも声を上げ「我慢する時代ではない」と語る言葉の端々には、周囲への溢れんばかりの愛が満ちている。彼の等身大な情熱と未来へのメッセージ、そして「後輩指導・コミュニケーション論」まで迫る。【インタビュー後編】

【写真】中島&新木の恋が始まるシーン

◆中島健人が考える“良い循環”「我慢する時代ではない」

― 今回の撮影現場には、託児所が設置されたり、家族を現場に招待する「ファミリーデー」が設けられたりしたとお聞きしました。こうした現場環境はいかがでしたか?

中島:海外の現場ではよく見られる光景ですが、Netflixの現場でもこうした環境がスタンダードのようです。僕も改めて大事だなと思ったので、今回の作品以降、自分の現場では「ファミリーデー」を取り入れるようになりました。

特に印象的だったのは、食事のクオリティの高さです。…半端ない!毎朝、温かいご飯やお味噌汁、さらには鉄板焼きのステーキまで用意されるなど、ケータリングの充実ぶりには驚かされました。ベーコン、ソーセージ、卵…これは記録しなきゃダメだと思って、Instagramで「ごはんたち」とまとめていたんです!どんなに大変なシーンでも、ご飯が美味しいから毎日楽しみで!「ファミリーデー」の時は、ご家族もそれを楽しめるし、駄菓子屋とかも作ってくれて。僕もチョコレートフォンデュに苺とかマシュマロをディップしてから臨んでいましたね。スタッフやキャストのモチベーションを高める上で、食事は非常に重要な要素だと改めて実感しました。

― 託児所の設置もすごく良い試みですよね。

中島:そうですね!託児所(シッター制度)の導入によって、スタッフやキャストが家族の心配をすることなく、安心して撮影に集中できる環境が整えられていました。

― 日本の業界ではまだなかなか流通はしていない試みですが、目指すべき現場のあり方についての見解をお聞かせください。

中島:まずは時間。日本は始まりの時間に厳しいのに、終わりの時間に緩い印象です。結果、それで良いものができるかと言われると、それは分からないと思うので。

労働時間をちゃんと整備して、食事を充実させたい。最初の予算形成の部分からちゃんとしていくべきだなって思うし、託児所を設置することも大事。あと今回の現場には、アクティングコーチという、演技面で監督や共演者の間に立って演技のバランスを調整してくれる専門の方がいらっしゃいました。お互いが作品に対して何を求めているのかを客観的に整理してくれる存在は、非常に心強かったです。

― 環境づくりが大切ですよね。

中島:今は我慢する時代ではないから、人が何百人も動いている中では、随所に頑張るきっかけがないといけないと思います。「ファミリーデー」を大切にしている理由は、自分が家族のために、あるいは大切な人のために頑張っているのだという実感を、現場に関わる全員に持っていただきたいからです。家族との時間が豊かになれば、自ずと現場での仕事の質も高まり、良い作品づくりに繋がると信じています。

― 素敵です。働く場所の環境も「性」の問題の解決策に繋がっていきそうですよね。

中島:そうですね。「性」の交わりの中で、コミュニケーションは大事だなと感じます。コミュニケーションが欠如して、心身的にEDになっちゃったり、パートナーとの性交渉がなくなったりという部分もあると思うので、どこかでストレスを無くすというよりも、それぞれの人が良い循環の中で生きてほしいです。良い循環を生み出すことで、現場のストレスを軽減させ、結果として素晴らしい作品を生み出す原動力にもなるのではないかなと思います。

◆中島健人が重視する後輩へのコミュニケーション術

― 作品の大きなテーマでもある「コミュニケーション」についてですが、中島さんご自身は、大事な話をする際にどのようなことを意識されていますか?

中島:このコミュニケーションの重要性は、後輩たち(ジュニア)を指導する際にも共通しています。例えば、ステージでのパフォーマンスにおいて改善すべき点がある場合、私は全員の前で特定の個人を厳しく叱責することはしません。指摘をする際は必ず全員の前で、全員に1人ずつ伝える、もしくは「1対1」の場を設けるようにしています。 人によって、はっきり言われた方が伸びるタイプもいれば、そうでないタイプもいるため、相手の性格に合わせたアプローチが不可欠です。

今回のライブツアーでは、パフォーマーがジュニアのメンバーと1対1でペアを組み、お互いに細かなフィードバックを出し合うシステムを取り入れたんです。教える側も教わる側も双方が大きく成長できる、非常に良い相乗効果が生まれました。

― 素晴らしいお話、ありがとうございました!

「ありのままの自分で挑む」と語るその瞳には、輝かしいキャリアに甘んじることなく自らの殻を破り、世界へ挑むブレない芯の強さが宿っていた。監督やスタッフを信頼して自らを委ねる柔軟さと、現場の環境づくりにまで心を配る圧倒的な優しさ。『SとX』という大きな挑戦を通じて、彼はまた1つ表現者として鮮やかな脱皮を遂げたと言えるだろう。作品や仲間、そしてファン1人ひとりへ向けられる言葉には、確かな愛と深いリスペクトが溢れている。自分を信じ、周りを優しく照らすその姿勢こそが、彼が愛され続ける理由なのだ。常に最高を更新し続ける中島健人が拓く新しい時代の扉。その先の道も見守っていきたい。

◆中島健人主演、“性の悩み”に真正面から挑む話題作

本作は、多田基生の漫画『SとX~セラピスト霜鳥壱人の告白~』(講談社「モーニング」刊)を原作に、触れづらい性の悩みというテーマに真正面から挑み、他人のみならず自分も含めて「愛すること」に向き合うヒューマンドラマ。切ない純愛を描いた『桜のような僕の恋人』以来、中島にとってNetflix作品として2度目の主演作となる。セックスレス、ED、セックス依存症、性的トラウマなど、誰にも打ち明けられない多様で切実な悩みを抱えるクライアントたちに優しく寄り添う精神科医兼セックスセラピスト・霜鳥壱人を中島が熱演。そんな霜鳥と運命的な再会を果たす初恋の相手であり、現在TVキャスターとなった市之瀬佑美役を新木優子が務める。共演には、三浦獠太、藤間爽子、中村蒼、久間田琳加、山口紗弥加、ユースケ・サンタマリア、佐野史郎ら幅広い世代の個性豊かな実力派俳優陣が集結した。

(modelpress編集部)

◆中島健人(なかじま・けんと)プロフィール

1994年3月13日生まれ、東京都出身。2011年11月にSexy Zoneのメンバーとしてデビュー。2024年3月にグループを卒業し、ソロアーティストとしての活動をスタート。その後、キタニタツヤとのユニットGEMNを結成、7月にテレビアニメ「【推しの子】」第2期のオープニング主題歌「ファタール」を配信リリース。2024年12月25日にはソロデビューアルバム「N / bias」をリリース。俳優としても活動し、近年の主な出演作に、映画「ラーゲリより愛を込めて」(2022)、主演映画「ラブ≠コメディ」(2026)、海外ドラマデビューとなるHuluオリジナル「コンコルディア/Concordia」(Huluにて独占配信中/全6話)、「ちるらん 新撰組鎮魂歌」(2026)などがある。

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《モデルプレス》

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