文部科学省は2026年2月10日、2026年3月高等学校卒業予定者の就職状況(2025年10月末現在)を発表した。就職を希望する高校生の就職内定率は、前年同月比1.3ポイント減の76.0%。学科別では「看護」90.2%、「工業」88.6%などの就職内定率が高かった。 「高等学校卒業予定者の就職内定状況調査」は、高校生の就職問題に適切に対処するための参考資料を得るため、文部科学省が1976年度より実施している悉皆調査。就職を希望する高校卒業予定者の就職(内定)状況を10月末、12月末、3月末現在で調査している。 2025年10月末現在の国立・公立・私立の高等学校および中等教育学校(全日制・定時制)の卒業者は93万1,928人。このうち就職希望者は12万7,149人で、就職希望者のうち就職内定者は9万6,595人、未内定者は3万554人。就職希望者に対する就職内定者の割合は、前年同月比1.3ポイント減の76.0%。男女別でみると、男子は76.9%(前年同月比1.0ポイント減)、女子は74.3%(同1.9ポイント減)だった。 学科別の就職内定率は、「看護」90.2%がもっとも高く、「工業」88.6%、「商業」80.9%、「情報」78.7%、「福祉」77.6%、「水産」「家庭」77.2%、「農業」76.8%、「総合学科」73.1%、「普通」62.2%と続いた。 都道府県別では、「三重県」88.2%、「愛知県」87.1%、「佐賀県」85.2%、「富山県」84.9%、「福島県」84.3%、「福井県」83.4%などが高い一方、「沖縄県」53.4%、「北海道」59.8%、「千葉県」63.3%、「神奈川県」65.2%、「高知県」67.1%、「東京都」68.4%などは低かった。