法務省は2025年12月3日、2026年(令和8年)の司法試験の実施について発表した。2026年の司法試験実施日程は、論文式試験が2026年7月15日・16日・18日、短答式試験が7月19日。合格発表は11月11日。オンライン願書は3月9日、紙願書は3月19日から受付を開始する。 司法試験は、裁判官、検察官、弁護士となろうとする者に必要な学識や応用能力を有するか判定するための国家試験。法科大学院課程修了者、司法試験予備試験合格者、法科大学院課程の在学中受験資格者が受験できる。試験は、短答式と論文式による筆記で、受験者全員が両方の試験を受ける。 受験期間は、受験資格取得後の最初の4月1日から5年間。法科大学院課程の在学中受験資格者は、最初に司法試験を受けた日の属する年の4月1日から法科大学院課程を修了もしくは退学するまでの期間または同日から5年を経過するまでの期間のいずれか短い期間が受験期間となる。 2026年司法試験の実施日程は、論文式試験が2026年7月15日・16日・18日、短答式試験が7月19日。試験地は、原則47都道府県に拡大する。短答式試験の成績発表は8月6日、合格発表は11月11日に行われる。 出願手続きは、2026年試験からオンライン出願を導入。紙媒体による出願も引き続き受け付けるが、願書用紙は法務省への郵送請求のみで交付する。 オンライン願書の受付期間は3月9日から4月2日まで。紙願書は、交付が3月9日から4月2日まで、受付が3月19日から4月2日まで。詳細については、1月9日の試験公告で確認できる。