兵庫県教育委員会は2025年11月28日、2026年度(令和8年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜における特色選抜、および専門教育をおもとする学科の推薦入学における募集定員について発表した。特色選抜の定員は、長田40人、洲本24人、北摂三田40人、市立西宮40人など。 兵庫県では、各高校の特色に応じて学力検査を実施せず、調査書情報、面接、小論文(作文)などの結果を資料として選考する特色選抜を実施している。特色選抜の定員は、各高校の募集定員の20%以内(最大は40人)。ただし、県立村岡高校および県立生野高校は、募集定員の50%以内に定めている。 今回公表された資料は、2026年度に特色選抜を実施する47校の募集定員を一覧でまとめたもの。各校の募集定員(募集定員に対する割合)は、長田40人(15%)、洲本24人(10%)、北摂三田40人(20%)、市立西宮40人(15%)、加古川西40人(15%)、明石西40人(15%)など。村岡と生野は、各校40人(50%)を募集する。 また、市立神港橘(みらい商学)、有馬(人と自然)、市立伊丹(商業)、社(生活科学)、山崎(森と食)など、専門教育をおもとする学科を置く33校の推薦入学の定員割合を50%に設定した。 なお、専門教育をおもとする学科のうち、洲本実業と神戸工業の2校は、学力検査で、くくり募集を実施する。洲本実業は機械と電気の2学科、神戸工業は機械、電気、建築、情報技術の4学科を、各校「工業」として募集する。 2026年度兵庫県公立高等学校入学者選抜における推薦入学・特色選抜などは、2026年2月16日(一部の学校は2月17日も実施)に検査を実施し、2月20日に合否結果を発表する。学力検査による選抜は3月12日、合格者発表は3月19日に行われる。