明治大学史資料センター（東京都千代田区）は2025年10月27日まで、駿河台キャンパスをまわる「重ね捺しスタンプラリー」を開催している。5色のスタンプを集めると、リバティタワーと山の上ホテルのカラフルな絵を完成させることができる。 このスタンプラリーは、2024年11月に明治大学が山の上ホテルの土地・建物を取得したことを背景に企画された。山の上ホテルは1937年に佐藤新興生活館本部ビルとして建設され、1954年からホテルとして営業されていた。 スタンプラリーでは、駿河台キャンパス内の5つのスポットを巡りながら、併催されている展示「明治大学と山の上ホテル―文化の薫りの継承」と「山の上ホテルを愛した作家たち—川端康成・三島由紀夫」も観覧できる。いずれの展示も観覧無料である。 スタンプ設置場所は、めいじろうショップ（グローバルフロント1階）、阿久悠記念館（アカデミーコモン地下1階）、博物館常設展示室（アカデミーコモン地下2階）、岸本辰雄ホール（リバティタワー23階）、中央図書館ギャラリー（リバティタワー1階）。日曜・祝日は、閉館・閉店のスタンプ設置場所があり、その際はスタンプを捺すことができない。 スタンプは、設置場所で配布される専用台紙を使用し、ガイドにセットして軽く捺す。スタンプ台は5か所に設置されており、順路はないため、最寄りのスポットから自由に巡ることができる。 展示「明治大学と山の上ホテル―文化の薫りの継承」では、随時展示物の入れ替えを実施。8月現在の見どころとして、山の上ホテル・ロビーでお客様を迎えていたリサ・ラーソンのライオンの置物が展示されている。◆明治大学と山の上ホテル「重ね捺しスタンプラリー」開催期間：2025年3月31日（月）から10月27日（月）まで会場：明治大学駿河台キャンパス（東京都千代田区神田駿河台1-1）
「アンデルセンのメルヘン大賞」童話作品募集、9/2より
