「秩父宮賜杯 第57回全日本大学駅伝対校選手権大会」の関東地区選考会が2025年5月24日、レモンガススタジアム平塚で開かれた。1位中央大学、2位大東文化大学、3位順天堂大学など、7校が本大会への出場権を獲得した。8位の東洋大学は、7位と11秒差で18大会ぶりに出場を逃した。 第57回全日本大学駅伝は、11月2日午前8時10分に名古屋市の熱田神宮西門前をスタートし、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前までの8区間106.8kmをたすきでつなぐ。出場校は、全国8地区の代表17校、シード校8校、日本学連選抜、東海学連選抜の合計27チーム。 7校の出場枠をかけた関東地区選考会は、5月24日午後6時から神奈川県平塚市のレモンガススタジアム平塚で開催。20校が参加し、各校8人が4組に分かれ、それぞれ2人が出場して合計タイムを競った。 1位になったのは、事前の持ちタイムがトップの中央大学。1組目の2人が組2、3番手と好スタートを切り、2組目で吉居駿恭主将(4年)が組トップの力走でリードを広げるなど、8人の合計タイムで2位に約1分の差をつけ、5大会連続32回目の本大会出場を決めた。 2位は大東文化大学、3位は順天堂大学、4位は日本大学、5位は東海大学、6位は中央学院大学、7位は日本体育大学。8位で次点の東洋大学は、8人の合計タイムが3時間53分12秒19で、7位の日本体育大学の3時間53分00秒83に11秒届かず、18大会ぶりに出場を逃した。◆関東地区選考会の結果1位 中央大学2位 大東文化大学3位 順天堂大学4位 日本大学5位 東海大学6位 中央学院大学7位 日本体育大学【シード校】國學院大學、駒澤大学、青山学院大学、創価大学、早稲田大学、城西大学、立教大学、帝京大学