東京大学メタバース工学部は、ジュニア講座「都市の水循環を科学する ~上水道と下水道のしくみ~」を開講する。開講日は2025年7月12日と19日で、第1回・第2回はオンラインのみ、第3回は対面のみで行われる。定員は、第1回・第2回は制限なし、第3回は15名。参加費は無料で、申込期限は7月6日。 この講座は、私たちのくらしを支える水の流れをわかりやすく学んだ後、実際の処理のようすを実験で確かめることを目的としている。大学で行われている水処理技術や再利用に関する最新の研究も紹介し、未来の水環境について参加者と一緒に考える機会を提供する。 第1回では、片山浩之先生が「水道水の安全性をどのように確かめる?」と題して講義を行う。東京を例に、水道がどのように発展してきたのかを振り返り、水の安全性についてどのような取組みがなされてきたか、簡単に紹介する。最先端の研究についても解説する。 第2回は、加藤裕之先生が「下水から美味しい食べ物をつくる」と題して講義を行う。海や川をきれいにするだけでなく、肥料の原料を生み出し美味しい農作物を作ることにも繋がる下水道を取り上げ、循環型の社会について学ぶ。 第3回は、飛野智宏先生、鳥居将太郎先生、劉苗苗先生による実験が行われる。「微生物たちによる下水の処理」「川の水を飲めるようにする浄水処理技術」と題して、活性汚泥と呼ばれる微生物や浄水処理の仕組みについて学ぶ。 第3回(対面)は小学5~6年生と中学生のみ(保護者付き添い可)、第1回・第2回(オンライン)はそれ以外の人も参加できる。参加費は無料で、申込締切は7月6日。受講者への連絡は7月7日から9日ごろを予定している。申込みは、Webサイトより行う。◆ジュニア講座「都市の水循環を科学する ~上水道と下水道のしくみ~」日時:第1回:2025年7月12日(土)14:00~15:00(オンライン)第2回:2025年7月19日(土)13:00~14:00(オンライン)第3回:2025年7月19日(土)14:30~17:30(対面)会場:オンラインと対面(本郷キャンパス)対象:第1回・第2回(オンライン):誰でも参加可能 第3回(対面):小学5~6年生と中学生(保護者付き添い可)参加費:無料定員:第1回・第2回(オンライン):制限なし 第3回(対面):15名(申込多数の場合は抽選)申込方法:申込フォームより申し込む申込締切:2025年7月6日(日)受講者への連絡:2025年7月7日(月)~9日(水)ごろ