5月3日からの4連休は、故郷への帰省や観光地に向かう車で大渋滞が予測される。日本道路交通情報センターによると、高速道路は、特に下り線が5月3日に、上り線が5月3日~5日に渋滞が多く発生すると予測されている。 日本道路交通情報センターは、ゴールデンウィーク期間(4月25日~5月6日)の道路交通の渋滞予測について、東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、本州四国連絡高速道路および各都道府県から提供を受けて取りまとめ、「春の観光地の道路交通情報」を発表した。 高速道路について、下り線は5月3日に、上り線は5月3日~5日に渋滞が多く発生すると予測されている。特に著しい渋滞が予測される地点とピーク時渋滞長は、5月3日午前5時ごろに中央自動車道(下り)相模湖IC付近で45km、5月3日午前7時ごろに東北自動車道(下り)羽生PA付近で40km。5月4日午前7時ごろに中央自動車道(下り)相模湖IC付近で45km。5月5日午後3時ごろに関越自動車道(上り)坂戸西SIC付近で40km。 一般道路についても各地の観光地周辺等で渋滞が予測され、特に神奈川県の国道135号の上り(熱海市方面から)は、小田原市石橋付近を先頭に最大約12kmの渋滞が予測されている。 予測情報については、同センターWebサイトで確認できる。高速道路各社では、各渋滞発生日や時間帯の詳細をマップへ示したガイドを公表している。これらの予測内容をもとに渋滞を回避するなど分散利用を呼びかけ、出発前や利用中も最新の道路交通情報を活用することをすすめている。