2025年度の首都圏の中学入試の受験者数は推定約52,300人で、前年より微減したものの昨年とほぼ同水準となった。英語資格型の入試を実施する学校も増え、2026年の中学受験の動向にも引き続き注視が必要だ。 難関中学に高い合格実績を誇るサピックス(SAPIX)小学部が2025年4月に集計した、最新の2026年中学入試 予想偏差値(合格率80%)より、偏差値50以上の学校について男女別に、学校名・入試日・偏差値を、偏差値順に紹介する。2026年中学入試 予想偏差値(合格率80%)【2026 中学受験】SAPIX 男子 偏差値(2025年4月)【2026 中学受験】SAPIX 女子 偏差値(2025年4月) 昨年同時期(男子・女子)の偏差値と比較すると、男子では、筑波大学附属駒場中学校が71で最上位を維持。開成は昨年と同じ68、聖光学院中学校 2回67と同じ。女子では、渋谷教育学園幕張中学校 1次が65から64に下がり、渋谷教育学園幕張中学校 2次が65で最上位を維持。 サピックス小学部では塾生の学力が相対的に高いことから、他の塾や模擬試験に比べ、全体に偏差値が低めに出る傾向がある。また上位層が厚く、特に上位校の難易度が参考になることから、偏差値50以上の学校を掲載している。 サピックス小学部では、この偏差値は「サピックス公開模試受験生の合格力判定サピックスオープン(男女総合偏差値)の平均偏差値をもとに算出し、来年度の動向を予測したものです」としている。 リセマムではこのほかにも、中学受験の塾選びについての記事を掲載しているので、あわせて参考にしていただきたい。