ベネッセ、デジタルウェルビーイング参画決定 | NewsCafe

ベネッセ、デジタルウェルビーイング参画決定

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「子どもと青少年のデジタル ウェルビーイングに関するイニシアチブ」の参画メンバー
  • 「子どもと青少年のデジタル ウェルビーイングに関するイニシアチブ」の参画メンバー
  • ベネッセコーポレーション
 ベネッセコーポレーションは2025年3月から、子供と青少年のデジタルウェルビーイングに貢献する新たな取組みとして、「子どもと青少年のデジタル ウェルビーイングに関するイニシアチブ」に参画することを決定した。YouTubeの呼びかけによるもので、デジタル技術の利点を生かしつつ、子供たちが安全で健康的にデジタルコンテンツを利用できる環境を整えることを目指している。詳細は公式WebサイトやSNSを通じて随時発表される予定だ。

 「子どもと青少年のデジタル ウェルビーイングに関するイニシアチブ」は、世界中の子供や青少年が直面する多面的な課題に対処するため、青少年のユーザーをもつ企業に対し、デジタル環境での安全と健全な成長を最優先とする具体的な取組みを公に発表し、実践する呼びかけ。YouTubeを筆頭に、国内からは3企業が参画。教育業界からはベネッセが唯一参加している。

 イニシアチブの共通ビジョンには、オンラインコンテンツが子供や青少年を育成し、楽しませ、つなげる力を最大限に発揮させるため、世界各地のパートナーの強みと影響力を活用することが含まれている。年齢に適した質の高いコンテンツを開発・展開することで、若年層の生活にポジティブな影響を与えることを目指している。

 具体的な取組みとしては、年齢相応の選択肢を与え、オンライン上の有害性から守ること、質の高い年齢に適したコンテンツの開発とアクセス支援、メディアリテラシーやデジタルシチズンシップを含む教材やツールへの投資などがあげられる。また、質が低く有害となる可能性のあるコンテンツに触れる機会を制限し、子供と青少年を保護するための対策も講じられる。

 ベネッセコーポレーション 常務執行役員 CMO 兼 ブランド・マーケティング本部長の横川大輔氏は、「ベネッセは『よく生きる』をフィロソフィーに掲げており、創業以来70年にわたり学校現場や家庭における教育サービスを提供してきました。この度、YouTubeや参画企業の皆様と共に、子どもと青少年のデジタル ウェルビーイングを促進できることを大変嬉しく思っております。デジタル技術が子どもたちの日常生活に深く浸透する中で、子どもたちが安全かつ安心してデジタルを利用できる環境を整えることは、私たちベネッセの使命です」とコメント。取組みを通じて、子供たちがデジタル体験をより良いものにし、自らの可能性を最大限に引き出し、豊かな学びをとおして成長できるよう努めていくとしている。
《吹野准》

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