Minecraftカップ全国大会、まちづくり部門で246名が競う | NewsCafe

Minecraftカップ全国大会、まちづくり部門で246名が競う

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Minecraftカップ全国大会 結果発表
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 2025年2月16日、おおさかATCグリーンエコプラザにて、第6回Minecraftカップ全国大会まちづくり部門が開催された。全国および海外から1万5,000人以上がエントリーし、まちづくり部門とたてもの部門の2部門で作品を募集。全国・海外14地区ブロックから集まった作品数は774点で、そのうちまちづくり部門には379点の作品が寄せられた。予選と地区大会を経て、1チームあたり2~40名で構成された28チーム、総勢246名の小中高生が全国大会に進出した。

 Minecraftカップは、教育版マインクラフトを活用したデジタルものづくりを全国に広めることを目的としている。今回の大会では、ファイナリストたちが現地会場またはオンラインで参加し、作品に込めたアイデアや工夫した点を発表した。大会のようすは公式YouTubeで生配信され、開始後の視聴者数は130人に達した。また、SNSでも多くの応援メッセージが寄せられた。

 大会では、Minecraftカップから贈られる「総合賞」と、大会パートナーから贈られる「特別賞」が決定した。最優秀賞は、弘前高校メディアクリエイト同好会の「環世界~歴史と共に歩む街~」が受賞。受賞作品の詳細は、公式Webサイトで公開されている。さらに、全国大会のようすは公式YouTubeからアーカイブ視聴が可能で、見逃した人や再度視聴したい人に向けて提供されている。

 Minecraftカップは、教育版マインクラフトを用いたデジタルものづくりの普及を目指し、初のクラウドファンディングに挑戦中である。資金調達だけでなく、地域の先生や保護者の支えが子供たちの体験を継続させることがわかり、大人向けの研修や教材の提供、ワークショップのサポートメンバーとしての協力を呼びかけている。現在、Facebookコミュニティには600人が参加している。

 Minecraftカップは、すべての子供たちが参加できる国民的プログラムを目指しており、2025年に開催される第7回大会に向けてクラウドファンディングを通じた支援を呼びかけている。運営委員会事務局と志を同じくする人々とともに、子供たちの体験を広げる場を作り続けることを目指している。
《荒俣れい》

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