ベネッセコーポレーションが運営する通信制サポート校「Be高等学院」は、2025年4月1日から第一期生を迎えるにあたり、名称を「ベネッセ高等学院」に改め開校することを発表した。これにより、同学院はベネッセの企業理念「よく生きる」を体現し、多様な進路選択と充実した学びの場を提供することを目指す。 同学院は、ベネッセにとって初の通信制サポート校であり、不登校生の増加や学びの多様化が進む中で、通信制高校への関心が高まっていることを背景に設立された。2024年4月に設立が発表され、これまで「Be高等学院」の名称で生徒募集を行ってきたが、多くの生徒や保護者からの支持を受け、企業理念であり社名である「ベネッセ」を冠することとなった。 学院長の上木原孝伸氏は、「ベネッセ高等学院は、通信制高校に在籍する生徒に対し学習面や生活面での支援を行う通信制サポート校です。オンライン学習環境や専属の赤ペンメンターによるサポート体制を強化し、生徒の自立した学びと社会への適応を支援してまいります」と述べている。また、創志学園高等学校やくまもと清陵高等学校との連携を通じて、通信制課程の特長を最大限に生かした質の高い教育を提供することを目指す。 ベネッセ高等学院は、進研ゼミなどの通信教育サービスをはじめ、Udemy Businessやみらいキャンパス、進研模試などベネッセのサービスをフル活用し、多様な進路選択と充実した学びを提供する。また、オンライン学習、個別指導、グループ活動など、生徒ひとりひとりに合わせた学びを提供し、その柔軟性と多様性を広く発信する。 2025年4月の正式開校は、これまでの準備段階を経て、教育環境・体制が整った節目の年となる。この機会に、さらに多くの生徒に新しい学びの可能性を提案していく。ベネッセは、これからも生徒ひとりひとりの未来を支えるパートナーとして、学びの場を広げ続ける。