今年もいよいよ2月1日より、東京・神奈川の中学入試が解禁となる。天気予報によると、2月2日は天気が崩れ、都心部でも朝は雪に見舞われるかもしれない。念には念を入れ、持ち物の準備をした方が良さそうだ。 そこで、リセマムでは2025年度版・受験当日の親子の「持ち物リスト」を作成した。受験当日は気忙しいだけでなく、11~12歳の子供の試験ということもあり、トラブルも無きにしもあらずだ。不測の事態に備えるためにも、参考にしてもらいたい。試験当日の持ち物(子供編) 以下は入試に必携のもの。受験票や各学校の入試要項も改めて確認しておき、忘れないよう用意しておこう。受験票筆記用具(学校によっては鉛筆やシャープの芯の硬度指定のある所も)時計(計算機能やアラーム機能などのない、アナログのもの)上履き(必要な学校)ハンカチ・ティッシュ水筒 上記のほか、替えのマスクも多めに用意しておくと良いだろう。特に寒い日の朝は、外気との気温差もあってマスクの中は結露しがちだ。不快感を極力なくし、試験に集中できるよう、子供にも試験前に取り換えるよう伝えておくと良いかもしれない。また、天気予報では2月2日は都心でも明け方に雪が降る予想だ。試験会場に近いところに前泊するような場合であっても、子供用の長靴・スノーブーツを用意しておくと安心だろう。あわせて替えの靴下(こちらは雨天の場合にも必要)もセットでいくつか余分に用意しておきたい。また、使い捨てカイロは、ミニサイズや服に貼り付けるもの、靴の中に貼るタイプのものなど種類もさまざま。いくつか用意があると便利だ。 このほか、チョコやラムネ、小さなおにぎり、ゼリー飲料といった軽食(休憩中に口にすると落ち着く&エネルギーチャージに)ウェットティッシュ(机の汚れが気になったり、鼻血が出たりといった不測の事態に備えて)(おもに女子)生理用品や替えの下着現金や交通系ICカード常備薬(頭痛薬や下痢止めなど、普段服用しているもの)なども、子供の持ち物の中に入っているかチェックした方が良いだろう。 特に午後にも入試を控えている場合、天候などによって事前にシミュレーションしたとおりに移動ができない可能性もある。余計な焦りを感じたり、イライラしたりしなくて済むよう、子供には少し余分な現金を持たせ、親子とも、交通系ICカードには事前に多めにチャージしておくことをお勧めする。試験当日の持ち物(保護者編) 保護者は子供の持ち物の予備のほか、試験終了時間までの過ごし方も考えて、防寒対策や時間をつぶすためのアイテムなどを用意するのがベストだ。受験票コピー 何かあった場合のためにも印刷しておくと良い。クリアケースに入れる、手帳に挟むなどして複数枚持っておくのがベスト。入試要項のコピー 受験票には、試験開始の時間は記されていても、試験終了時間は記されていないケースもある。出迎えのタイミングを確認するためにも、また、万が一何かあって学校に連絡を入れなければならない時のためにも、入試要項をすぐに見られると便利。カイロ、マフラー、ひざ掛けなどの防寒具 保護者の控室として用意されることの多い体育館や講堂は、暖房が効いていても足元から冷えが上がってくる場合もあり、長時間座ったままだと想像以上に冷える。腕時計の予備 腕時計は子供が忘れがちなアイテムのひとつ。予備を持っていても良いし、親が渡せる腕時計をはめておくのも可。学校によっては腕時計OKだったり、NGだったりと異なるので、これも事前にチェックしておきたい。スマホ充電器とマルチタップ 充電できる場所に移動したときに必要。コンセントが少なくてもマルチタップなら、スマホとノートPCなどを同時充電できて便利だ。モバイルバッテリー 子供や家族との連絡、交通手段の確認、受験結果の確認、申し込み、支払いなど、受験当日の保護者には、意外とやることがある。スマホフル活用になることも少なくないので、受験当日には携帯した方が良い。待ち時間に… 特に午後試験も控えている場合は、移動手段は待ち時間に調べておく。電車の時間のほか、道路の交通情報については、「日本道路交通情報センターのWebサイト」で見ることができる。日本道路交通情報センターへは、電話で問い合わせも可能だ。場合によっては、「タクシーアプリ」などを利用して、事前にタクシーの予約をしておくのも良いかもしれない。