広島県教育委員会は、2025年度の広島県立併設型中学校である広島中学校と三次中学校の入学者選抜に関する受検状況を発表した。適性検査は1月25日に実施、合格発表は1月30日に行われる。 広島中学校では、入学定員160人に対し、志願者数が460人で志願倍率は2.88倍。実際に受検した人数は445人で、受検倍率は2.78倍であった。一方、三次中学校では、入学定員80人に対し、志願者数が140人で志願倍率は1.75倍、受検者数は138人で受検倍率は1.73倍となった。 また、特別入学選抜に関する情報も発表された。広島中学校では、帰国児童等の特別入学に関する選抜枠が2人以内で、実際に2人が志願し、1人が受検した。さらに、広島中学校における特定分野(数学)に特異な才能のある児童に関する選抜枠は8人以内であったが、志願者および受検者は0人であった。三次中学校においては、帰国児童等の特別入学に関する選抜枠が2人以内で、志願者および受検者は0人であった。 なお、広島県立併設型の広島叡智学園中学校の2025年度入試は、第1次選抜を2024年11月24日、第2選抜を12月25日~27日、合格発表を2025年1月10日に実施した。