大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の本試験が、2025年1月18日と19日の2日間にわたって行われている。1日目の地理歴史公民・国語・外国語を終え、2日目は数学・理科・情報を実施している。試験終了後の各予備校による予想平均点に備え、発表スケジュールと過去2年の平均点をまとめた。大手予備校による予想平均点の発表 河合塾、データネット(ベネッセ・駿台)、東進は例年、2日目の夜10時ごろ以降に予想平均点(速報)を発表し、随時更新している。2023年度・2024年度共通テスト平均点の推移 大学入試センターが発表している過去2年の共通テスト平均点(最終)の推移と、1月19日正午時点で公開されている各予備校の2025年度共通テスト難易度分析をあわせて、表にまとめた。今後、予備校のWebサイトで追加・修正される可能性がある。 また、本年度より新課程対応となるため、「地理総合、地理探究」は昨年の「地理B」、「歴史総合、世界史探究」は昨年の「世界史B」、「歴史総合、日本史探究」は昨年の「日本史B」、「公共、倫理」は昨年の「倫理」、「公共、政治・経済」は昨年の「政治・経済」、各試作問題と比較し各予備校が分析している。詳細については、各予備校のWebサイトを参照していただきたい。大学入試センターによる公式発表 大学入試センターは、共通テストの受験者数、平均点、最高点、最低点、標準偏差などを下記のスケジュールで発表する予定だ。●正解などの発表:試験当日●平均点などの中間発表:2025年1月22日(水)●得点調整実施の有無、段階表示換算表の発表:2025年1月24日(金)●平均点などの最終発表:2025年2月6日(木)●成績通知書の送付:2025年4月1日(火)以降(出願時に希望した者のみ)得点調整とは? 1月18日・19日に実施する本試験において、得点調整の対象となる各科目間で、20点以上の平均点差が生じた場合、もしくは15 点以上の平均点差が生じ、かつ、大学入学共通テストの科目別得点等における9段階の段階表示の区分点差が 20点以上生じた場合、これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合に得点調整が行われる。(1)地理歴史の『地理総合、地理探究』、『歴史総合、日本史探究』、『歴史総合、世界史探究』、『旧世界史B』、『旧日本史B』、『旧地理B』の間(2)公民の『公共、倫理』、『公共、政治・経済』、『旧現代社会』、『旧倫理』、『旧政治・経済』、『旧倫理、旧政治・経済』の間(3)数学1の『数学I、数学A』と『旧数学I・旧数学A』の間(4)数学2の『数学II、数学B、数学C』と『旧数学II・旧数学B』の間(5)理科の『物理』、『化学』、『生物』、『地学』の間(6)情報の『情報I』と『旧情報』の間 ただし、(1)~(5)については、受験者数が1万人未満の科目は得点調整の対象としない。(6)の『情報I』と『旧情報』の間については、いずれかの受験者数が1万人未満であっても得点調整の対象とする。大学入学共通テスト2025 特集大学受験2025 特集