2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)1日目が1月18日に行われている。1日目には、地理歴史・公民(『地理総合、地理探究』『歴史総合、日本史探究』『歴史総合、世界史探究』『公共、倫理』『公共、政治・経済』 『地理総合/歴史総合/公共』『旧世界史A』『旧世界史B』『旧日本史A』『旧日本史B』『旧地理A』『旧地理B』『旧現代社会』『旧倫理』『旧政治・経済』『旧倫理、政治・経済』)、国語、外国語(英語:リーディング/ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語:筆記/英語:リスニング)の試験が実施される。 ベネッセ・駿台による「データネット2025」は、午前9時30分より試験が行われた地理歴史・公民の問題分析と講評の掲載を開始した。科目別に大問数・解答数、出題形式、出題分野、問題量、大問分野・配点について掲載している。なお、下記は記事掲載時点の情報となる。データネット(ベネッセ・駿台) 地理総合、地理探究は、「多様な資料を用いて考察させる出題。探究場面をもとにこれからの国土像についても問われた」と分析。問題量は34ページ、大問数は6、解答数は30個。第1問・第2問は「地理総合/歴史総合/公共」の『地理総合』第1問・第2問と共通問題だった。 歴史総合、日本史探究は「漫画の描写に対する疑問とその調べ方など、探究学習を意識した出題」と分析。「意地悪ばあさん」の漫画など、さまざまな資料が使用された。 歴史総合、世界史探究は「班別学習を参考にして、共通する主題とさらに追究するための事例について問われた」、公共、倫理は「心理学分野の大問あり。記憶に関する図解資料などの読解が求められた」と分析している。 この後、このほかの科目や難易度についても公開される見込みだ。 大学入学共通テスト2025 特集大学受験2025 特集