長野県教育委員会は2025年1月7日、2025年度(令和7年度)高等学校入学志願者第2回予定数調査の結果を公表した。公立全日制の倍率は、前期選抜が1.28倍、後期選抜が1.44倍。後期選抜の学校・学科別では、野沢北(理数)10.75倍、伊那北(理数)9.50倍などが高かった。 予定数調査は、前期選抜、後期選抜それぞれについて、中学3年生の志望校を1校調査したもの。前期選抜は公立のみ、後期選抜は私立、高専、県外志願、未定も含む。調査実施日は2024年12月12日。 公立全日制の前期選抜は、募集人員4,290人に対し志願予定数が5,500人で倍率1.28倍、後期選抜は募集人員8,790人に対し志願予定数が1万2,673人で倍率が1.44倍。 後期選抜の倍率を学科別にみると、「特色学科」3.52倍がもっとも高く、「商業科」2.66倍、「農業科」2.62倍、「家庭科」2.39倍、「工業科」2.17倍、「総合学科」1.72倍と続いた。「普通科」は1.19倍だった。 後期選抜におけるおもな学校の倍率は、長野(普通)1.26倍、松本深志(普通)1.32倍、屋代(普通)1.15倍、屋代(理数)3.75倍、伊那北(普通)1.21倍、伊那北(理数)9.50倍、飯田(理数)3.58倍、上田(普通)1.24倍、野沢北(理数)10.75倍など。 2025年度長野県公立高等学校入学者選抜の日程は、前期選抜が2025年2月3日から5日に志願を受け付け、2月10日に学力検査、2月10日から13日に面接などを実施、2月19日に合格者を発表する。後期選抜は、2月26日から28日に志願、3月3日から5日に志望変更を受け付け、3月11日に学力検査、3月11日と12日に面接など、3月17日に追検査を実施、3月21日に合格者を発表する。