思春期世代の問題行動を考えるセミナー2/19 | NewsCafe

思春期世代の問題行動を考えるセミナー2/19

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セミナー「問題を起こす力」のある思春期世代の心を読み解く
  • セミナー「問題を起こす力」のある思春期世代の心を読み解く
  • 加藤弘通准教授
  • 「Take It Down」サービス
 すべての子供の権利が保障される社会づくりを目指す3keysは、東京都千代田区の丸の内エリアにおいて、子供若者分野に携わる全国の行政関係者や学校・教育関係者を対象とした無料セミナー「第27回Child Issue Seminar」を2025年2月19日に開催する。テーマは「『問題を起こす力』のある思春期世代の心を読み解く」で、発達心理学を専門とする北海道大学の加藤弘通准教授を基調講演に迎える。

 3keysは、子供たちの支援だけでなく、日本の子供たちを取り巻く環境の周知・改善を目的としたセミナーを大人向けに主催し、理解者や支援者を増やすための啓発活動を行っている。2013年度から開始した「Child Issue Seminar」では、社会的に話題になっていることや、ぜひ知ってほしいテーマを取り上げてきた。今回のセミナーは、思春期世代にスポットを当てたシリーズの最終章として開催される。

 基調講演では、さまざまな生きづらさを抱える今どきの10代に対し、大人がどのように向き合うべきかを考える。思春期世代は、不登校、いじめ、自傷行為、親や大人への反発に加え、SNSにまつわるトラブルなど、問題行動が増える時期でもある。加藤准教授は、思春期世代の「問題を起こす力」を理解し、彼らの複雑な心を読み解く方法について、各種データや調査結果をもとに解説する。

 さらに、こども家庭庁発足以降、行政や支援現場で「こどもの声を聞く」ことが重視され始めたが、思春期世代の複雑な声をどのように聞けばよいかについても触れる。加藤准教授は、発達心理学の専門家として、いじめや非行といった思春期の「問題」についての研究を行っており、著書も多数ある。

 セミナーでは、未成年の性的コンテンツ拡散を防ぐ「Take It Down」についても紹介される。Metaのセーフティポリシー担当者が、若い世代の人々にとって恐ろしい事態を防ぐためのプラットフォームについて説明する。

 思春期世代の教育や福祉などの支援に関わる方々や、思春期世代の子供を持つ親御さん、先生方など、多くの人々の参加が期待されている。セミナーの内容は後日アーカイブ動画で視聴可能で、会場開催は無料、動画視聴は1,000円となっている。

◆第27回Child Issue Seminar「『問題を起こす力』のある思春期世代の心を読み解く」
日時:2025年2月19日(水)14:00~17:00(開場 13:30)
会場:丸の内トラストタワーN館19階 fabbit会議室 丸の内 カンファレンスルームC(東京都千代田区丸の内1-8-1)
対象:子供若者分野に携わる全国の行政関係者や学校・教育関係者
募集人数:50名(先着)
締切:定員に達し次第
参加費:無料(会場開催のみ)、動画視聴1,000円
申込方法:Webサイトから申し込む
《神林七巳》

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