東京都と東京都歴史文化財団は2024年12月23日、日本演劇興行協会、都民劇場と共に、冬の「都民半額観劇会」を開催することを発表した。第184回を迎える今回の観劇会では、歌舞伎や演劇、ミュージカルなど多彩なプログラムが用意され、合計5,750席が半額で提供される。 この観劇会は、1983年に東京都と都民劇場の共催で始まり、ニューヨークのブロードウェイで実施されていた「当日券半額売場」をモデルに考案された。多くの人々に低廉な料金で観劇の機会を提供し、演劇人口の拡大と演劇界の活性化を図ることを目的としている。年4回、春、夏、秋、冬に開催されており、今回もその一環として行われる。 実施劇場は、歌舞伎座、シアタークリエ・シアター1010、新橋演舞場、東京建物ブリリアホール、日生劇場、明治座の6か所で、各劇場が指定する代金の半額に取扱手数料500円を加えた額で観劇が可能となる。応募は通常はがきで行い、希望公演番号や人数、住所、氏名、年齢、電話番号を記入して申し込む。応募締切は2025年1月14日で、当選者には公演番号ごとに異なる時期に当選通知が送付される。 当選者は、通知に記載された金額をコンビニエンスストアから送金し、送金確認後に入場券が郵送される。応募枚数が提供予定枚数を超えた場合は抽選となり、落選者には通知されない。◆冬の都民半額観劇会会場:歌舞伎座、シアタークリエ・シアター1010、新橋演舞場、東京建物ブリリアホール、日生劇場、明治座提供枚数:5,750席応募締切:2025年1月14日(火)料金:各劇場が指定する代金の半額+手数料申込方法:通常はがきで申し込む