河合塾が提供する大学入試情報サイト「Kei-Net」は、2025年度入試情報として、国公立大学と私立大学の「地方試験会場一覧」を掲載した。北海道から九州までの各地域における国公私立大学の試験日と試験会場がまとめられている。 地方試験会場の設置により、受験生は自宅から近い会場で試験を受けることができ、交通費や宿泊費の負担を減らすことができる。特に、遠方からの受験生にとっては、地方試験会場の存在が大きな助けとなる。 国公立大学の地方試験会場設置状況を見ると、北海道では、小樽商科大学や北見工業大学、釧路公立大学などが試験会場を設置している。東北地方では、青森公立大学や弘前大学、岩手大学などが含まれている。関東地方(東京を除く)では、筑波技術大学や群馬大学、高崎経済大学が試験会場を設けている。 甲信越地方では、三条市立大学や新潟県立大学、都留文科大学が試験を実施する。北陸地方では、富山大学や富山県立大学、石川県立大学が試験会場を提供している。東海地方では、岐阜薬科大学が試験を行う。 近畿地方では、福知山公立大学や大阪公立大学、兵庫県立大学が試験会場を設置している。中国地方では、公立鳥取環境大学や島根県立大学、岡山県立大学が試験を実施する。四国地方では、香川大学や高知工科大学が試験会場を提供している。 九州地方では、九州歯科大学や福岡県立大学、宮崎大学が試験を行う。これらの大学は、受験生がよりアクセスしやすい環境を整えるために、地方試験会場を設置している。 また、私立大学の地方試験会場設置状況を見ると、東京では、慶應義塾大学や早稲田大学、青山学院大学、上智大学、法政大学、明治大学、立教大学などが試験を実施する。 受験生は、試験日程や会場の詳細について、各大学の募集要項を確認することが重要である。試験会場や日程に関する情報は、今後変更される可能性があるため、最新の情報を確認してほしい。