教育情報サイト「リセマム」を運営するイードは、「ミツカル教育通信」において、高校生向けの通信教育をまとめた「高校生向け通信教育 ポジショニングマップ」を公開した。このマップは、通信教育を「受講料金が高い・安い」「大学受験対策向き・日常学習向き」で分類し、選択の手助けをすることを目的としている。 文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によると、私立高校に通う子供1人あたりの学習費総額は105万4,444円で、前回調査から増加している。公立高校も同様の増加傾向にある。このような背景から、高校生向けの教育サービスは浸透しており、通信教育の選択肢も増えている。そのため、どの教材が適しているか判断に迷う保護者や教育関係者も多いと考えられる。 この状況を受け、「ミツカル教育通信」は、少しでも通信教育選びをサポートできるよう「高校生向け通信教育 ポジショニングマップ」を作成した。これにより、受講料金や目的に応じた通信教育の選択がしやすくなることが期待される。 「リセマム」は、未就学児から高校生の保護者をおもな対象に、受験や英語教育、教育ICT、プログラミング教育などの情報を提供している。また、イードのリサーチ部門と連携し、教育に関する各種調査も実施している。 一方、「ミツカル教育通信」は、リセマムが運営する子供教育サービスの徹底比較サイトで、通信教育や学習塾、タブレット学習、オンライン塾、オンライン家庭教師などの情報を発信している。 このような取組みを通じて、教育サービスの選択肢を整理し、保護者や教育関係者がより良い選択をするための支援を行っている。