静岡県教育委員会は2024年11月6日、静岡高校および浜松北高校の夜間定時制課程を2028年度（令和10年度）に募集停止することを発表した。 定時制の課程の見直しは、定時制課程と通信制課程の連携など、セーフティネット機能の在り方の見直し・強化などに向けた方向性を踏まえたもの。 静岡高校定時制は、1948年（昭和23年）に設置。勉学に励み、社会性や協調性、望ましい職業観や勤労観を育成することを教育目標としている。生徒ひとりひとりを大切にし、実態に即した支援ときめ細やかであたたかみのある教育活動を推進している。 浜松北高校定時制では、体験学習や講話、人との関わりを重視した活動など、数多くの学校行事を設けており、「地域社会に貢献・活躍できる人材の育成」「人間関係形成力や他者と協働する力の育成」を目指している。また、少人数クラス編成によるきめ細かな指導を行い、「基礎学力の確実な定着」を図っているという。 募集停止に伴い、静岡高校および浜松北高校の2025年度（令和7年度）入学生が高校4年生に進級する2028年度（令和10年度）においては、高校1年生が入学しない。
大阪私立校の3学期編転入、中学29校・高校43校で受入
