中高生の留学希望、2位「カナダ」1位は? | NewsCafe

中高生の留学希望、2位「カナダ」1位は?

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中高生の留学意識調査
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 海外留学エージェント「スマ留」を運営するリアブロードは2024年11月13日、中学生・高校生の海外留学に関する意識調査について発表した。留学先の希望ランキングでは、1位が「オーストラリア」、2位が「カナダ」、3位が「決まっていない」となった。

 この調査は、スマ留の無料カウンセリングを予約した12歳から18歳の中学生・高校生3,167人を対象に行われた。調査期間は2023年11月1日から2024年10月31日まで。調査の背景には、中高生の留学希望者が増加している現状がある。スマ留では、前年に比べて中高生からの留学相談が1.6倍に増加しているという。

 調査結果から、長期休みを利用して留学を希望する理由として、「休学や学校を休むことなく留学できるため」「現実的にもっとも行きやすい時期であるため」といった意見が寄せられている。特に夏休みの7月・8月に留学を希望する学生が多く、ついで春休みの3月に希望者が多い傾向が見られる。

 留学先の希望ランキングでは、1位が「オーストラリア」、2位が「カナダ」、3位が「決まっていない」となった。オーストラリアは時差が少なく、保護者との連絡が取りやすいことや、温暖な気候と治安の良さが人気の理由である。カナダは美しい自然と治安の良さ、聞き取りやすい英語が評価されている。

 問い合わせが増加している背景には、グローバル化の進展がある。企業の海外進出やインバウンド拡大、小学校での英語授業の必須化などが影響している。また、親の教育への投資意欲も留学希望者の増加を後押ししている要因の1つであるという。

 今回の調査を通じて、今後さらにグローバル化が進む中で、中高生の留学需要は高まると予想される。特に短期留学やホームステイなどの体験型留学が増加し、実践的な語学力と異文化理解を深める機会が増えると考えられる。
《佐藤愛》

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