大学入試センターは、2025年度(令和7年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト(旧センター試験)実施日程と試験出題教科・科目の出題方法・時間割等を発表。本試験実施期日は2025年(令和7年)1月18日(土)および19日(日)。受験案内の配付は9月2日(月)より開始され、検定料の払込期間は9月2日(月)から10月7日(月)まで。出願期間は2024年9月25日(水)から10月7日(月)まで。検定料は3教科以上を受験する場合は1万8,000円、2教科以下を受験する場合は1万2,000円。 なお、今年度は「新教育課程」を履修していない入学志願者に対して、経過措置が講じられている。 また、2024年8月7日に大学入試センターは受験案内の37ページ「(8)試験地区区分表」(栃木県)に変更が生じたことを発表しているので、注意をしてほしい。目次・大学入学共通テスト 本試験日程・出願から試験実施日までのスケジュールと検定料・大学入学共通テストの趣旨・大学入学共通テスト当日の時間割・出題教科・科目の出題方法等・2025年度(令和7年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等・2025年度(令和7年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト「旧教育課程による出題科目」の出題方法等・2025年度(令和7年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テストにおける新教育課程履修者と旧教育課程履修者等の定義・試験当日の持ち物・受験票を紛失・当日忘れてしまったら?・当日欠席、遅刻の場合・体調不良の場合・試験実施後の日程(追試験・中間発表・得点調整・最終発表)大学共通テスト本試験日程 本試験実施期日は2025年(令和7年)1月18日(土)および19日(日)。出願から試験実施日までのスケジュールと検定料 2025年度(令和7年度)大学入学者選抜に係るスケジュールと大学入学共通テストの検定料は以下のとおり。受験案内の配付 2024年9月2日(月)検定料の払込期間 2024年9月2日(月)から10月7日(月)まで出願期間 2024年9月25日(水)から10月7日(月)まで確認はがきの送付 2024年10月下旬までに送付 なお、入学志願者は確認はがきの到着後、志願票記入事項の登録内容について確認し、受験教科等の訂正が必要な場合には、大学入試センターに届け出ることになっている。受験票等の送付 2024年12月中旬までに送付検定料 3教科以上を受験する場合…18,000円 2教科以下を受験する場合…12,000円 検定料の算定において、地理歴史および公民については、受験する教科数にかかわらず、受験教科数は「1」として取り扱う。成績通知を希望する場合は併せてその申請も行う。成績開示手数料は800円。◇目次に戻る大学入学共通テストの趣旨 大学入学共通テストは、大学(専門職大学および短期大学・専門職短期大学を含む。以下同じ)への入学志願者を対象に、高等学校・中等教育学校の後期課程、および特別支援学校の高等部の段階における基礎的な学習の達成の程度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握することを目的として、これを利用する各大学(大学の一部の学部等が利用する大学を含む)が大学入試センターと協力して、同一の期日に同一の試験問題により、共同して実施される。 大学入学共通テストでは、各教科・科目の特質に応じ、知識・技能のみならず、思考力・判断力・表現力等も重視して評価を行う。各大学は大学教育を受けるにふさわしい能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価・判定することに資するため、それぞれの判断と創意工夫に基づき、これを適切に利用する、としている。 なお、2024年度(令和6年度)に実施された「大学入学共通テスト」は志願者数が49万1,914人、受験者数が45万7,608人。同年度における共通テストの共通テスト利用大学・専門職大学・短期大学数は864大学だった。◇目次に戻る2025年度(令和7年度) 大学入学共通テスト当日の時間割・出題教科・科目の出題方法等 以下にテストの出題教科、試験時間、配点、科目の出題方法等について記す。試験日出題教科出題科目試験時間(配点)1日目(1月18日)地理歴史・公民『地理総合、地理探究』『歴史総合、日本史探究』『歴史総合、世界史探究』『公共、倫理』『公共、政治・経済』 『地理総合/歴史総合/公共』(*1)『旧世界史A』『旧世界史B』『旧日本史A』『旧日本史B』『旧地理A』『旧地理B』『旧現代社会』『旧倫理』『旧政治・経済』『旧倫理、政治・経済』2科目選択130分 (うち解答時間120分) (200点)9:30~11:40 (*2)1科目選択60分 (100点)10:40~11:401日目(1月18日)国語『国語』90分 (200点)13:00~14:301日目(1月18日)外国語『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』『英語』リーディング80分 (100点)15:20~16:40リスニング60分 (うち解答時間30分) (100点)17:20~18:20 (*3)『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』筆記80分 (200点)15:20~16:402日目(1月19日)理科 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』(*1)『物理』『化学』『生物』『地学』2科目選択130分 (うち解答時間120分)(200点)9:30~11:40 (*2)1科目選択60分(100点)10:40~11:402日目(1月19日)数学 (1)『数学I、数学A』『数学I』『旧数学I・旧数学A』『旧数学I』70分 (100点)13:00~14:102日目(1月19日)数学 (2)『数学II、数学B、数学C』『旧数学II・旧数学B』『旧数学II』『旧簿記・会計』『旧情報関係基礎』70分 (100点)15:00~16:102日目(1月19日)情報『情報I』『旧情報』60分 (100点)17:00~18:00*1 『地理総合/歴史総合/公共』を選択する場合は、「地理総合」「歴史総合」「公共」の3つの出題範囲のうちから、必ず2つの出題範囲を選択解答するものとする。 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』を選択する場合は、「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の4つの出題範囲のうちから、必ず2つの出題範囲を選択解答するものとする。*2 地理歴史および公民並びに理科の試験時間において2科目を選択する場合は、解答順に第1解答科目および第2解答科目に区分し各60分間で解答を行うが、第1解答科目および第2解答科目の間に答案回収等を行うために必要な時間を加え、試験時間は130分とする。*3 リスニングは、音声問題を用い30分間で解答を行うが、解答開始前に受験者に配付したICプレーヤーの作動確認・音量調節を受験者本人が行うために必要な時間を加え、試験時間は60分とする。◇目次に戻る2025年度(令和7年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等 以下に出題教科・科目の出題方法等を記す。 なお、「出題範囲について特記がない場合、出題科目名に含まれる学習指導要領の科目の内容を総合した出題範囲とする」とされている。教科出題科目出題方法(出題範囲、出題科目選択の方法等)試験時間(配点)国語『国語』・「現代の国語」および「言語文化」を出題範囲とし、近代以降の文章および古典(古文、漢文)を出題する。90 分(200 点)(注1)地理歴史公民『地理総合、地理探究』『地歴総合、日本史探究』『歴史総合、歴史探究』『公共、倫理』『公共、政治・経済』 上記6つの科目…(b)『地理総合/歴史総合/公共』 …(a)※(a):必履修科目を組み合わせた出題科目 (b):必履修科目と選択科目を組み合わせた出題科目・左記出題科目の6科目のうちから最大2科目を選択し、解答する。・(a)の『地理総合/歴史総合/公共』は、「地理総合」、「歴史総合」および「公共」の3つを出題範囲とし、そのうち2つを選択解答する(配点は各50 点)。・2科目を選択する場合、以下の組合せを選択することはできない。(b)のうちから2科目を選択する場合『公共、倫理』と『公共、政治・経済』の組合せを選択することはできない。(b)のうちから1科目および(a)を選択する場合(b)については、(a)で選択解答するものと同一名称を含む科目を選択することはできない。(注2)・受験する科目数は出願時に申し出ること。1科目選択60 分(100 点)2科目選択130 分(注3)(うち解答時間120分)(200 点)数学(1)…『数学I、数学A』『数 学 I』(2)…『数学II、数学B、数学C』・左記出題科目の2科目のうちから1科目を選択し、解答する。・「数学A」については、図形の性質、場合の数と確率の2項目に対応した出題とし、すべてを解答する。70 分(100 点)理科『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』『物 理』『化 学』『生 物』『地 学』・左記出題科目の5科目のうちから最大2科目を選択し、解答する。・『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は、「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」および「地学基礎」の4つを出題範囲とし、そのうち2つを選択解答する(配点は各50 点)。・受験する科目数は出願時に申し出ること。1科目選択60分(100点)2科目選択130分(注3)(うち解答時間120分)(200点)外国語『英 語』『ドイツ語』『フランス語』『中 国 語』『韓 国 語』・左記出題科目の5科目のうちから1科目を選択し、解答する。・『英語』は「英語コミュニケーションI」、「英語コミュニケーションII」および「論理・表現I」を出題範囲とし、【リーディング】および【リスニング】を出題する。受験者は、原則としてその両方を受験する。その他の科目については、『英語』に準じる出題範囲とし、【筆記】を出題する。・科目選択に当たり、『ドイツ語』、『フランス語』、『中国語』および『韓国語』の問題冊子の配付を希望する場合は、出願時に申し出ること。『英語』【リーディング】80 分(100 点)【リスニング】60 分(注4)(うち解答時間30 分)(100 点)『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』【筆記】 80 分(200 点)情報『情 報 I』60 分(100 点)(備考) 『 』は大学入学共通テストにおける出題科目を表し,「 」は高等学校学習指導要領上設定されている科目を表す。また、『地理総合/歴史総合/公共』や『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』にある“/ ”は,1つの出題科目の中で複数の出題範囲を選択解答することを表す。(注1) 『国語』の分野別の大問数および配点は、近代以降の文章が3問 110 点、古典が2問 90 点(古文・漢文各45 点)とする。(注2) 地理歴史および公民で2科目を選択する受験者が、(b)のうちから1科目および(a)を選択する場合において、選択可能な組合せは以下のとおり。 ・(b)のうちから『地理総合、地理探究』を選択する場合、(a)では「歴史総合」および「公共」の組合せ ・(b)のうちから『歴史総合、日本史探究』または『歴史総合、世界史探究』を選択する場合、(a)では「地理総合」および「公共」の組合せ ・(b)のうちから『公共、倫理』または『公共、政治・経済』を選択する場合、(a)では「地理総合」および「歴史総合」の組合せ【参考】地理歴史および公民において、(b)のうちから1科目および(a)を選択する場合に選択可能な組合せについて○:選択可能 ×:選択不可(a)「地理総合」「歴史総合」「地理総合」「公共」「地理総合」「公共」(b)『地理総合、地理探究』××○『歴史総合、日本史探究』×○×『歴史総合、世界史探究』×○×『公共、倫理』○××『公共、政治・経済』○××(注3) 地理歴史および公民並びに理科の試験時間において2科目を選択する場合は、解答順に第1解答科目および第2解答科目に区分し各60分間で解答を行うが、第1解答科目および第2解答科目の間に答案回収等を行うために必要な時間を加えた時間を試験時間とする。(注4) 【リスニング】は、音声問題を用い30分間で解答を行うが、解答開始前に受験者に配付したICプレーヤーの作動確認・音量調節を受験者本人が行うために必要な時間を加えた時間を試験時間とする。 なお、『英語』以外の外国語を受験した場合、【リスニング】を受験することはできない。◇目次に戻る2025年度(令和7年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト「旧教育課程による出題科目」の出題方法等教科グループ新教育課程による出題科目【旧教育課程履修者等に対する経過措置】旧教育課程による出題科目【旧教育課程履修者等に対する経過措置】出題方法(出題範囲、出題科目選択の方法等)【旧教育課程履修者等に対する経過措置】試験時間(配点)国語『国語』なし――地理歴史公民『地理総合、地理探究』『歴史総合、日本史探究』『歴史総合、世界史探究』『公共、倫理』『公共、政治・経済』『地理総合/歴史総合/公共』『旧世界史A』『旧世界史B』『旧日本史A』『旧日本史B』『旧地理A』『旧地理B』『旧現代社会』『旧倫理』『旧政治・経済』『旧倫理、旧政治・経済』 次のア、 イのいずれかを選択し、解答する。ア 新教育課程による出題科目の6科目のうちから最大2科目を選択し、解答する。選択できない組合せについては別表1を参照のこと。イ 旧教育課程による出題科目の10科目のうちから最大2科目を選択し、解答する。ただし、同一名称を含む科目の組合せで2科目を選択することはできない(注1)。 新教育課程による出題科目と旧教育課程による出題科目を組み合わせて選択することはできない。 なお、ア、イのいずれを選択するかおよび受験する科目数については出願時に申し出ること。1科目選択60分 (100点)2科目選択130分(うち解答時間 120分) (200点)数学(1)『数学I、数学A』『数学I』『旧数学I・ 旧数学A』『旧数学I』 新教育課程による出題科目と旧教育課程による出題科目を合わせた4科目のうちから1科目を選択し、解答する。70分 (100点)数学(2)『数学II、数学B、数学C』『旧数学II・ 旧数学B』『旧数学II』『旧簿記・会計』『旧情報関係基礎』 新教育課程による出題科目と旧教育課程による出題科目を合わせた5科目のうちから1科目を選択し、解答する。 なお、科目選択に当たり、『旧簿記・会計』および『旧情報関係基礎』の問題冊子の配付を希望する場合は、出願時に申し出ること。70分 (100点)(注2)理科『物理基礎/化学基礎/ 生物基礎/地学基礎』『物理』『化学』『生物』『地学』なし 新教育課程による出題科目において、必要に応じて、旧教育課程履修者等が選択可能な問題を出題する場合がある。―外国語『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』なし――情報『情報I』『旧情報』 新教育課程による出題科目と旧教育課程による出題科目を合わせた2科目のうちから1科目を選択し、解答する。 『旧情報』の出題範囲は、平成21年告示学習指導要領の「社会と情報」および「情報の科学」の内容とする。なお、高等学校等において「社会と情報」、「情報の科学」のいずれの科目を履修していても不利益が生じないよう、両科目の共通部分に対応した必答問題に加え、「社会と情報」に対応した問題および「情報の科学」に対応した問題を出題し、選択解答させる。60分 (100点)備考1.『 』は大学入学共通テストにおける出題科目を表し、「 」は高等学校学習指導要領上設定されている科目を表す。 また、『地理総合/歴史総合/公共』や『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』にある "/" は、1つの出題科目の中で複数の出題範囲を選択解答することを表す。2. 地理歴史、公民、数学の旧教育課程による出題科目の出題範囲については、「令和6年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等」で示す出題方法等欄の内容と同様とする。(注1)「同一名称を含む科目の組合せ」とは、『旧世界史A』と『旧世界史B』、『旧日本史A』と『旧日本史B』、『旧地理A』と『旧地理B』、『旧倫理』と『旧倫理、旧政治・経済』および『旧政治・経済』と『旧倫理、旧政治・経済』の組合せをいう。(注2)令和6年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストにおいては、数学(2)の試験時間は60分であるが、令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストにおいては、数学(2)試験時間は旧教育課程による出題科目も含めて70分である。 ◇目次に戻る令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストにおける新教育課程履修者と旧教育課程履修者等の定義新教育課程履修者 1)高等学校(特別支援学校の高等部を含む。以下同じ)に2022年(令和4年)4月に入学し、平成30年告示学習指導要領に基づく教育課程の下で学び、令和7年3月に卒業見込みの者 2)中等教育学校の後期課程に2022年(令和4年)4月に進級し、2018年(平成30年)告示学習指導要領に基づく教育課程の下で学び、令和7年3月卒業見込みの者旧教育課程履修者等 上記以外の者 * 高等学校等卒業者、高等学校卒業程度認定試験合格者または合格見込者、大学入学資格検定合格者、高等専門学校第3学年修了者または修了見込者、高等専修学校(文部科学大臣に指定された高等専修学校に限る。)修了者または修了見込み者、外国の学校等修了者または修了見込者、在外教育施設修了者または修了見込者、および高等学校等を令和7年3月卒業見込みであるが入学は令和4年3月以前の者など上記に該当しない者◇目次に戻る試験当日の持ち物 Coming soon◇目次に戻る受験票を紛失・当日忘れてしまったら? Coming soon◇目次に戻る当日欠席、遅刻の場合 Coming soon◇目次に戻る体調不良の場合 Coming soon◇目次に戻る試験実施後の日程(追試験・中間発表・得点調整・最終発表)追試験日程 2025年(令和7年)1月25日(土)および26日(日)。中間発表 2025年(令和7年)1月22日(水) ※予定 受験者数、平均点、最高点、最低点、標準偏差等も発表される。得点調整の実施の有無の発表 2025年(令和7年)1月24日(金) ※予定 得点調整の対象教科・科目については、大学入学共通テストの本試験における、下記(1)~(6)の各科目間とする。(1)地理歴史の『地理総合、地理探究』、『歴史総合、日本史探究』、『歴史総合、世界史探究』、『旧世界史B』、『旧日本史B』、『旧地理B』の間(2)公民の『公共、倫理』、『公共、政治・経済』、『旧現代社会』、『旧倫理』、『旧政治・経済』、『旧倫理、旧政治・経済』の間(3)数学1の『数学I、数学A』と『旧数学I・旧数学A』の間(4)数学2の『数学II、数学B、数学C』と『旧数学II・旧数学B』の間(5)理科の『物理』、『化学』、『生物』、『地学』の間(6)情報の『情報I』と『旧情報』の間 ただし、(1)~(5)については、受験者数が1万人未満の科目は得点調整の対象としない。 (6)の『情報I』と『旧情報』の間については、いずれかの受験者数が1万人未満であっても得点調整の対象とする。【得点調整の実施条件】 得点調整の対象となる各科目間で、次のいずれかが生じ、これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合に得点調整を行う。・20 点以上の平均点差が生じた場合・15 点以上の平均点差が生じ、かつ、大学入学共通テストの科目別得点等における9段階の段階表示(以下「段階表示」という)の区分点差(*a)が 20 点以上生じた場合【得点調整の方法】 得点調整は、「分位点差縮小法」( *b) という方式を用いて、次のア、イを満たすように行う。ア.各科目の元の点数を下げないこと。イ.各科目間の平均点の順序を保つこと。 また、得点が加算される科目の受験者と加算されない科目の受験者間での公平性の観点から、区分点差の全てを調整するのではなく、調整後も区分点差の最も大きいところが15点となるようにする。*a ここでいう区分点差とは、各科目の成績の段階表示の各段階の境目となる、上から4%、11%、23%、40%、60%、77%、89%、96%の分位点(得点)の差を指す。*b 「分位点差縮小法」とは、分位点差を一定の比率で縮小する方式である。詳細は、「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストの得点調整の実施条件・方法について(令和5年6月9日大学入試センター)」を参照。最終発表 2025年(令和7年)2月6日(木) ※予定 受験者数、平均点、最高点、最低点、標準偏差等も発表される。成績通知書の送付(出願時に希望した者のみ) 2025年(令和7年)4月1日(火)以降◇目次に戻る なお、リセマムでは「大学入学共通テスト2025 特集」にて、共通テストの受験生の役に立つ情報を掲載している。大学入学共通テスト2025 特集 試験の変更点に焦点を当てた以下の記事も参考にしてほしい。 また、大学入試センターに加えて、大手予備校の河合塾、東進、代々木ゼミナールや「ベネッセ・駿台 データネット」は、令和7年度大学入学共通テストに関する受験情報やアドバイスなどを今後Webサイトに掲載する見込み。例年、塾や予備校は試験当日には解答速報や全体概観速報を更新している。 大学入学共通テストを管轄する大学入試センターは、共通テスト利用大学情報や、過去の試験問題および正解を掲載中。今後、Webサイトに「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」等を公開する予定だ。大学入試センター共通テスト利用大学情報