こぐま会「ひとりでとっくん100」がグッドデザイン賞受賞 | NewsCafe

こぐま会「ひとりでとっくん100」がグッドデザイン賞受賞

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  • 派生教材:ひとりでとっくん365日シリーズ
 幼児教育実践研究所「こぐま会」が制作・発行する学習教材「ひとりでとっくん100」が、日本デザイン振興会主催の2026年度グッドデザイン賞を受賞した。あわせて、審査委員が選ぶ「私の選んだ一品」にも選出された。

 「ひとりでとっくん100」は、こぐま会が実践する教育法「KUNOメソッド」の学習単元を、家庭で取り組めるようシリーズ化したワークブック。1987年に最初の5冊を発行して以降、100冊のシリーズ完成までに18年を要した。教室での子供たちの取組みをもとに、一問一問の難易度を検証し、基礎から応用へと段階的に育てる問題配列を実現している。未測量、位置表象、数、図形、言語、生活の6領域で展開され、現在は同シリーズをもとにした派生教材も多数刊行されている。

 今回の受賞では、独自の教育メソッドや100冊に体系化された学習内容、家庭で取り組みやすい形にして提供している点が高く評価された。審査委員の評価コメントでは「『勉強』の前段階となる脳の準備体操を独自のメソッドで構築し、それをユーザーが手に取りやすい形で提供している点も高く評価できる」と述べられている。

 また「私の選んだ一品」に選出したデザイナーの安西葉子氏は次のようにコメントしている。「娘の参考書を探しにいった本屋で見つけた、くまちゃんのイラストが異彩を放つ表紙。常識的な幼児教材とは全く違うタイトルが並んでいた。この教材は、なにかを理解し判断する脳の基礎筋肉のようなものを鍛えるワークシリーズ。将来の受験や学校選びなど、こどもたちの前に立ちはだかる多くの選択肢の手前の段階で、世界の事柄を考える練習ができる優れた教材であると思う」。

 教材設計者として、こぐま会代表の久野泰可氏は次のようにコメントしている。 「視覚的な美しさにこだわらず、学習システムのデザイン性を高く評価していただいたものと受け止めています。詰め込み型の学習ではなく、基礎から応用へと無理なく学べるよう、教室での学びを100の単元に分け、ご家庭に届けてきた点も、今回の受賞につながったと考えています。『ひとりでとっくん100』は、約40年前、幼児教室での指導をもとに生まれました。100冊の完成に18年を要したのは、実際の授業で子どもたちの取り組みを確かめ、検証を重ねてきたからにほかなりません。この100冊には、幼児期にぜひ身につけてほしい「考える力」を育む学びが詰まっています。今回の受賞を、私たちが積み重ねてきた教育活動への評価として励みにし、これからも自信をもって新しい教材づくりに挑戦してまいります」

 なお、2026年度グッドデザイン賞受賞展は10月31日から11月4日まで東京ミッドタウンで開催。GOOD DESIGN Marunouchiでの「私の選んだ一品2026」展示における同教材の展示期間は、10月31日から11月13日までとなっている。

◆2026年度グッドデザイン賞受賞展
日時:2026年10月31日(土)~11月4日(水)11:00~19:00(最終日は18:00まで)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)
参加費:無料

◆「私の選んだ一品2026」展示(第2期「未来をつくるものづくり」)
日時:2026年10月31日(土)~11月13日(金)11:00~20:00(最終日は17:00まで)
会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
参加費:無料
《吹野准》

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