中学以降、不登校の支援は限られると言われるが…不登校の中1娘がフリースクールに通おうとしても「壁が立ちはだかる」 | NewsCafe

中学以降、不登校の支援は限られると言われるが…不登校の中1娘がフリースクールに通おうとしても「壁が立ちはだかる」

女性 OTONA_SALONE/LIFESTYLE
中学以降、不登校の支援は限られると言われるが…不登校の中1娘がフリースクールに通おうとしても「壁が立ちはだかる」

不登校児の親として、体験したことや考えたことをふりかえるこの連載。

今回は、フリースクールとの関わりについて考えたい。

【仙田学・シングルファーザー小説家の子育てと社会日記】#6

「子どもが学校に行かなくなった」そのとき親が「心配すること」とは

長女が学校を休みがちになったのは、小6の3学期からだった。中学校にあがってからも休みがちな状態は続き、6月の後半頃から全く行かなくなった。

これまでの連載で書いてきたように、その頃のわたしは強い焦りにとらわれていた。学校に行かないと子どもは人の道を外れてしまうのではないか、一ヶ所に停滞したまま歳を重ねていけば、大人になる頃には極端に将来の選択肢が少なくなってしまうのではないか……。そう思うと心配でたまらなくなった。

文科省によると「不登校」とは年度内の欠席日数が30日以上となる場合をさす。7月に入る頃には30日にあと少しのところまで迫っていた。

夏休みに入る前になにか手を打たないとと、京都市の不登校支援について調べるうちに、不登校相談支援センターというところが運営している、公立のフリースクールがあることを知った。

夏休みに入る前になにか手を打たないとと、京都市の不登校支援について調べるうちに、不登校相談支援センターという、京都市の教育委員会が運営している相談窓口のホームページにいきあたった。

中学以降の不登校支援。自治体が運営する公立フリースクールが存在することを知った

そのページを見たのは初めてではなく、長女が中学校にあがってすぐの4月にいちど、不登校相談支援センターには電話で問いあわせたこともあった。ここで、いわゆる民間のフリースクールではなく、市が運営する公立のフリースクールがあることを知った

「フリースクールへの入校申請は中学校を通してしてください。申請前の見学はできませんし、質問などにもお答えできかねます」

とのことだった。

フリースクールの詳細はネットで見てくださいと言われたが、市役所のホームページに貼ってあるリンク先に飛んでも、教室の内観が写っている小さな画像が数枚並んでいるだけで、どんな活動をするのか、先生はどんな人たちなのか、ひとクラスは何人いるのかなど、具体的なことは全くわからない。申請前に見学することができないのはなぜ!? と驚いた。

とはいえ公立の学校で中学校との連携もとりやすく、学費がかからないという利点があったので、まずはそこにつながってみようと考えた。

スクールカウンセラーさんと担任の先生にその旨を伝えると、7月上旬には担任の先生が校長の承認を得て、作成した書類を不登校相談支援センターに送付してくださった。後日、担当者から連絡がきて、本人との面接や保護者も同席する面接などを受ける……はずだったが、待てど暮らせど連絡がこない。

8月のあいだは夏休みでストップしているのかもしれないと思い、9月になってから担任の先生に問いあわせてみると、「書類は送ったんですけど、先方から連絡がないんですわ」とのことだった。

不登校相談支援センターにまた電話をかけたが、「直接お答えできないので担任の先生に聞いてください」の一点張り。

だが担任の先生からは、何度問いあわせても同じ返事が返ってくるだけだった。連絡がない、と。10月になっても11月になっても、年が明けてもその状態は続き、1年以上が経ったいまもそのままだ。

中学以降は支援が極めて限られるというが、支援どころか返事がない

定員がいっぱいで受け入れが難しいなどと断られるならまだしも、いっさい返事がないとはどういうことだと、腹が立った。子どもは誰でも教育を受けられるはずなのに、学校に行っていないというだけで、その機会を奪われてしまう。

不登校児に対する公的な支援がない、という事実にわたしは直面したのだ。

とはいえ嘆いてばかりもいられない。

公立のフリースクールからの返事を待ちながら、私立のフリースクールも探すことにした。京都市のホームページで紹介されている一覧を調べてみたところ、自宅から通える範囲にはふたつしかなかった。

まず、家から徒歩圏内にあるひとつめのところに見学にいった。午後2時に予約をとって向かった先は、一戸建ての住宅だった。チャイムを鳴らして玄関のドアを開けると、広めのリビングルームがあり、ソファや大きなテレビが置かれている。

ソファの上では、5人の男の子たちが寝そべって、Switchで遊んでいた。

長女はその部屋の隅の、カードゲームなどが置いてあるスペースで、女性スタッフの方と遊んで過ごしてもらうよう促された。

そしてわたしは別室で、運営者の方と話をすることになった。長女が不登校になった流れや、家以外にも安心できる場所を見つけてほしいと思っていることなどを話してから、そのフリースクールの成り立ちや運営者の方の思いを聞かせていただいた。

いろいろと苦労をされてきた方で、強い信念のもとに子どもたちと関わっておられることがわかったが、わたしはどこか違和感を抱いていた。

つづく>>>先ほどまで一緒に歩いていた長女が、ふと振り返るとそこにいない。まさか、、、

■編集部より/9月18日(金)19時~「不登校ラジオ」vol.4インスタライブ!

本連載への高い反響を踏まえ、仙田学さんが「不登校ラジオ」をスタートしました。4回目は9月18日(金)19時~、インスタライブでお届けします。オトナサローネのインスタアカウント@otona_saloneにアクセスしてください。どうぞお気軽にご参加を!

https://www.instagram.com/otona_salone/


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