本作は、黒川想矢とキム・ジアン(『破墓/パミョ』)が主演を務めるラブストーリー。
映像は、釣りに夢中になりながら高校生活を送るタツヒコ(黒川想矢)の前に、釜山からの留学生ユンスル(キム・ジアン)が現れるシーンからスタート。少しずつ距離を縮めていくが、ユンスルが持ってきた古い一枚の写真をきっかけに、タツヒコの何気ない一言によってユンスルを深く傷つけてしまい、さらにユンスルは突然、韓国へ帰ってしまう。ユンスルに言えなかった言葉を届けるため、タツヒコは歴史の教科書に載っていた日本と韓国の地図を見つめ、定規で唐津と釜山の距離を測ると、わずか3mmだった。そして後半では、2人の恋が動き出す瞬間を予感させる、真っ直ぐで切ない、まるでアートのような美しいシーンが続く。
Leinaが本作のために書き下ろした主題歌「3ミリの恋」も流れる今回の映像。タツヒコの目線で書き下ろされた歌詞は、日本語をベースに要所要所で韓国語が織り交ぜられ、R&Bとジャジーなメロディーラインが本作ならではのエモーショナルな世界観を生み出している。
ビジュアルは、頭を寄せ合いこちらを見つめるタツヒコとユンスルの不器用さが伝わってくる、等身大の高校生らしい姿が印象的だ。
ほかにも、タツヒコの親友・かっちゃん役で荒木飛羽、タツヒコの同級生でユンスルの下宿先の娘・ジュリ役で早瀬憩、タツヒコが韓国へ向かう旅路で出会うおじさん役でパク・ジファン、ユンスルの厳しい母役でチャン・ヘジン、かっちゃんの母でスナックのママ・ヨシミ役でMEGUMI、タツヒコとユンスルの担任・加藤先生役で一ノ瀬ワタル、タツヒコの父で頑固者の漁師・ミツオ役で大谷亮平が出演していることも明らかに。
また黒川は、日韓共同製作ならではの現場について「最初は、気持ちのキャッチボールが本当にできるのかなという不安があった」と語るも、「間であったり、空気とか、そういうものをお互いに重視しながらできたので、気持ちでキャッチボールができたという実感がありました」と手応えを明かす。日韓双方で活躍する大谷について「何よりもすごく優しく包み込んでくださるような方。『心があれば大丈夫だよ』とおっしゃってくださったので、韓国では頑張れた気がします」「大谷さんが韓国語でスタッフの皆さんと話されているのを見て、日本語と英語だけじゃなくて、韓国語とか第三外国語みたいなのも話せるようにならないとなと思いました」とコメントしている。コメント
荒木飛羽
地図の上ではたった「3ミリ」という、とても近い距離で、
でも実際目の前にすると遠く感じてしまう日本と韓国の距離。
そんな近くて遠い「3ミリ」という距離に悩みながら一歩を踏み出す2人の姿は、多くの方の心に響くと思います。
「大事な友人を想い、背中を押す親友」として寄り添えるよう演じたので、
たくさんの方に観ていただけると嬉しいです。
早瀬憩
佐々木ジュリを演じました、早瀬憩です。
初めての日韓合作映画という事で、ワクワクした気持ちと同時に、言葉やコミュニケーションの不安もありましたが、全辰隆監督の元、日韓のスタッフ・キャストの皆さんと絆を深めながら撮影することができました。
唐津の美しい景色と、現地の方のあたたかさに触れる毎日。
タツヒコとユンスルの間には憚る壁もありますが、二人のまっすぐで純粋な恋、取り巻く家族や友達の想いを、ぜひ映画館で観ていただけたら嬉しいです。
MEGUMI
眩しいほどに輝く若者たちの、恋と成長の物語。美しい佐賀と韓国の風景とともに、彼らが悩み、揺れながら前へ進んでいく姿を、ぜひ見届けていただきたいです。
大谷亮平
まずこの作品のタイトルに惹かれました。
唐津―釜山をこう表現するか~!
素敵だなと。
私は高知弁に馴染みがあるのですが、唐津の方言ともどこか似ているところがあり、とても温かみを感じながら漁師町に住む親父を演じました。
是非劇場でご覧頂けたら嬉しいです。
一ノ瀬ワタル
日本の中でも韓国に近い位置にある佐賀県唐津市。そこから韓国までの距離を世界地図を定規で測ると3mm。
そんな唐津に住んでるタツヒコと韓国に住んでるユンスル。あの頃に訪れる甘酸っぱくも、とんでもないエネルギーの思春期の恋。
遠距離だけど地図で測ると3mmしかない。そんな2人の恋愛を是非見届けてください。
パク・ジファン
作品のオファーを受けた時、青々とした少年と少女の心、そして夢のようで童話のような青春が描かれているのを見て、私たち全員が経験したことのある、ほのかなひとときを思い出しました。
最もピュアなこのひとときを応援したい気持ちで作品に向き合いました。
黒川想矢と一緒に撮影しながら感じたことは、本当に不思議なものでした。私たちは初対面でしたし、見知らぬ違う国の人同士、言語も文化も環境も全く異なりますし、そして全くお互いを知るよしもない者同士でしたが、シーンを作りあげ、演技を重ねていくうちに、次第に相手が持つ波長や温度といった感覚を分かち合うようになりました。このような俳優に出会うのは本当に珍しいことです。黒川想矢は作品の全てを背負い、導き、波のように風のように私に近づき、余韻を残し、そして去っていきました。不思議で魅力的な俳優です。尊敬に値し、愛おしく、そして素晴らしかったです。彼とは今でもたまに連絡を取りあう友人になりました。
チャン・ヘジン
両国のスタッフと俳優が異なる言語を使っていますが、現場で映画を通じて共にコミュニケーションを取りあい、感性を共有しあった美しい映画です。
澄んだ若々しい愛と深い感動の余韻が共にある映画です。
『怪物』を通じて、黒川想矢という俳優を知りました。
現場ではとても礼儀正しく、優しく、そして明るいエネルギーで周りまで照らしてくれる俳優でした。
見知らぬ場所での長時間の撮影は大変だったでしょうが、とても前向きな姿に刺激され、私も元気が出たように思います。
今後の姿が一層楽しみである素敵な俳優です。
『3ミリの恋』は11月6日(金)より全国にて公開。









