東京国立近代美術館、子供も楽しめる「MOMAT秋びより」
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全館イベント「MOMAT秋びより」の目玉となるのが「秋のプレミアムコレクション」。重要文化財に指定されている鏑木清方の「築地明石町」「新富町」「浜町河岸」の3点が、所蔵作品展として7年ぶりに公開される。これら3点は2019年に同館が収蔵して以来、所蔵作品展の観覧料で観られるのは今回が初めてとなる。
鏑木清方は明治から昭和にかけて活躍した日本画家で、繊細な筆致で描かれた美人画で知られる。「築地明石町」「新富町」「浜町河岸」は、明治期の女性の姿を描いた連作で、日本近代美術を代表する名品として高く評価されている。
ほかにも、菱田春草「秋木立」や東山魁夷「冬華」など、芸術の秋にふさわしい名品の数々が展示される。所蔵作品展「MOMATコレクション」は4階から2階の所蔵品ギャラリーで、9月29日から2027年1月11日まで開催される(期間中展示替えあり)。鏑木清方の3点の展示は9月29日から11月15日までとなる。
同時に、コレクションを中心とした小企画「あみ・ど・ぱり 巴里の日本人芸術家たち」も2階ギャラリー4で開催される。パリで活躍した日本人芸術家たちの作品を通じて、近代日本美術の国際的な広がりを紹介する内容となっている。
今期の所蔵作品展「MOMATコレクション」では、「婦人画報」11月号との特別コラボレーション企画も実施される。「日本近代美術入門 "MOMAT"へようこそ!」と題して約40ページにわたり同館を特集。同館コレクションを代表する日本近代美術の名品紹介のほか、「MOMATコレクション」を支えるキュレーター紹介、小企画「あみ・ど・ぱり 巴里の日本人芸術家たち」ができるまでを追う企画など、「MOMATコレクション」の魅力をひもとく内容となっている。
このほか、10月8日から10月16日には、子供と一緒に気兼ねなく美術館を楽しめる毎年好評の特別なイベント「Family Day こどもまっと」を館内各所で開催する。2026年は初めて、子供も大人も楽しめる特別企画“物語を「みる」”を3階10室にて企画。物語をテーマにした多彩な作品を、読み解きのヒントとなる楽しい仕掛けや物語のあらすじとともに展示する。期間中の平日には、MOMATガイドスタッフ(当館ボランティア)が来場者と一緒に本展示を楽しむ活動を行う。
10月10日から12日の3連休には、美術館デビューの子供にもぴったりな参加型プログラムを用意。授乳室、おむつ替えスペースなどの設備や休憩スペースを拡充し、美術館の前庭にはレストラン「ラー・エ・ミクニ」キッチンカーの出店やレジャーシートの貸出など、快適に過ごせる環境を整備する。
観覧料は一般500円、大学生250円(税込)。金曜・土曜の午後5時以降は一般300円、大学生150円(税込)となる。高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をもつ人とその付添者は無料。開館時間は午前10時から午後5時まで(金曜・土曜は午後8時まで)で、入館は閉館30分前まで。
アクセスは、東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩3分。ベビーカーや車椅子の人はエレベーターがある2番出口(美術館まで約500m)を利用できる。東京メトロ・都営地下鉄「九段下駅」2番出口、「神保町駅」A1出口からは各徒歩15分。美術館に駐車場はなく、周辺の有料駐車場を利用する必要がある。
休館日や観覧料などの最新情報は同館Webサイトで確認できる。
◆MOMAT秋びより/所蔵作品展「MOMATコレクション」
会期:2026年9月29日(火)~2027年1月11日(月・祝)
※鏑木清方「築地明石町」「新富町」「浜町河岸」の展示は11月15日(日)まで
開館時間:10:00~17:00
※金曜・土曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで
会場:東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
観覧料:一般500円、大学生250円(税込)/金曜・土曜17:00以降は一般300円、大学生150円(税込)/高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をもつ人とその付添者は無料



