
「最近、痩せやすいからだになったかも」「ダイエットをしたらすぐに痩せた!」このような状態に心当たりがある人は要注意。一般的に、年齢とともに代謝が落ちると痩せにくくなるので、年齢を重ねるとダイエットの成功は一筋縄ではいかないものです。
つまり「そんなに努力していないのに痩せた」という場合、ダイエットの成功ではなく病気が隠れているかもしれません。注意したい体重減少の原因を医師の木村先生に聞いてみました。
「ダイエット成功!」と思っていたら、他の不調が…

イラスト/lely
2か月前にダイエットを始めたミサキさん。最初は「もう40代だし、なかなか痩せないかも」と思っていましたが、体重は簡単に落ちていきました。しかし、目標体重に達してダイエットをやめても、体重は減り続けます。最初は喜んでいたミサキさんも不安になって、体重減少の原因を調べ始めました。その結果、体重減少の原因には病気が隠れている可能性があることがわかったのです。
体重減少の原因として考えられる不調

Photo:photo AC
意図せずに体重が落ちる場合、病気が原因かもしれません。原因として考えられる3つの病気や不調を紹介します。
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症とは、からだの免疫を司る甲状腺が過剰に働く状態です。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、動悸や息切れ、手の震えや体重減少などの症状があらわれます。
甲状腺機能亢進症のなかで代表的なのはバセドウ病。バセドウ病の症状として「目が飛び出る」というものが知られていますが、そういった症状が出るとは限りません。上記の症状が出た場合は、代謝内分泌内科を受診しましょう。
胃腸の病気
食べたい気持ちはあるのに食欲がなかったり、下痢や胃もたれが続いたりする場合は、消化器内科を受診しましょう。胃潰瘍や逆流性食道炎、機能性ディスペプシアなどの病気が見つかる可能性があります。
また、胃がんや大腸がんなどの初期症状として、食欲不振があります。がんは早期発見が大切ですので、「単なる胃の不調」と安心せず、症状が続く場合は速やかに受診してくださいね。
強いストレス
強いストレスを感じると、食欲が湧かなくなることがあります。また、ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、睡眠のリズムが乱れて体重が落ちることも。
ストレスの原因を解消したり、リフレッシュしてストレス解消したりしましょう。自分だけでは対処できない場合、精神科や心療内科の受診もおすすめです。
本記事では、体重減少の原因として考えられる不調についてお届けしました。
>>【更年期女性】意図しない「体重減少」対策。不調を防いで活力をキープする習慣とは
では、病気ではなかったけれど体重が減少したとき場合の対策をお届けします。




