
「最近よく聞くピラティス、ヨガや筋トレと何が違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?体によさそうではあるものの、なぜこれほど人気を集めているのか、実はよく知らないという人も多いかもしれません。
そんなピラティスのルーツや魅力について解説するのが、骨格矯正ピラティストレーナーのmiey氏。本記事では、人気のマシンピラティスをおうちで再現できるというmiey氏のメソッドをご紹介します。
※本記事は書籍『ゆがみ、たるみ、痛み…ボディエラーを再生 自宅で効果を実感! おうちマシンピラティス: 骨から劇的に体が変わる!』( miey:著/ Gakken)から一部抜粋・編集したものです
ピラティスは兵士のリハビリから生まれたメソッド
「ピラティスは女性向けのボディメイク術」と思っている人もいるのではないでしょうか。ピラティスの考案者は、ジョセフ・ピラティスという男性。病弱だった自身の体を強くするために考案したメソッド「コントロロジー」がルーツです。
コントロロジーは、筋肉をやみくもに鍛えるのではなく、呼吸とともに体の動きをていねいに意識し、脳と筋肉をつなぎながら体をコントロールしていくことを重視した運動法でした。
第一次世界大戦中、負傷した兵士のリハビリを担当することになったピラティス氏は、そのリハビリに「コントロロジー」を活用。このとき考案された、ベッドのスプリングなどを利用したエクササイズが、現在のマシンピラティスの原型といわれています。
もともとは男性向けのトレーニングとして開発されたため、女性にとっては負荷が高く感じる動きも。体をコントロールしながら整えるという考え方は、現在のピラティスにも受け継がれています。
骨格から整えて、しなやかに伸びるライン、引き締まる体へ
- 太ももが張り、姿勢が崩れやすい
- 呼吸が浅く、肋骨が開き気味
- 体幹部の筋肉が使えず、おなかがぽっこり
- 首、肩、腰が慢性的に痛む…
現代人のボディエラーに対応するピラティスを考案しました。
ピラティスは、「体をコントロールする能力」を養い、「体本来の機能が使えるように整える」ことを目的としています。呼吸を深める、背骨を1つずつ動かす、体の中心を稼働させる…これらの動作の積み重ねが、体の機能改善へとつながります。
一方で、現代人の不良姿勢のままではできない難しい動きが多く、体の使い方を間違えてしまうと、腰や首を痛めたり、女性の理想とするボディとはかけ離れてしまうことも…。
miey流骨格ピラティスは、正しく筋肉に効かせるため、骨の位置を整えることに注目。すると、負荷がかかりすぎて張っていた筋肉は緩み、眠っていた筋肉は目覚める。その結果、女性らしくしなやかな引き締まったボディラインへと変わっていきます。
ピラティスは現在、自重で行うマットワークから、リフォーマーを中心としたマシンピラティスにブームが拡大しています。マシンピラティスは、初心者でも取り組みやすく、筋肉の深層部にもアプローチしやすいのが魅力。
そこで、マシンピラティスの効果を自宅で再現できるよう工夫しました。タオルやペットボトルなど、おうちにあるものでスタート可能です。

▶「食事制限なしで-10kg」…ピラティスによる体の変化とは?
【体験者の声】骨格ピラティスで体がこんなに変わる!
・疲れにくくなった
・背中がスッと伸びて
・姿勢美人に
・肩こり、腰痛が消えた
・背が3cm伸びた
・おなかが薄くなった
・食事制限なしで10kgやせた
・パンパンだった太ももがほっそり!
・もっこり首が長くなった
・寝つきがよくなり朝までぐっすり
・つぶれたおへそが縦べそに変身
・更年期のイライラが落ち着いた
・反り腰とぽっこりおなかが解消

使用する道具&おうちにある代用品
ストレッチポール

背中に入れて姿勢を整えたり、手や足を置いて床を滑らしたりする際に使用します。あおむけに乗ったとき、後頭部から胸椎までをカバーできる長さ(約30cm)以上のものを用意。体重を支えられるポールであれば何でも構いません。ポールはバスタオルでも代用できます。
バスタオル2枚

バスタオルを2枚重ねてたたみ、高さを出して使用します。柔らかく、自分で幅や高さを調整できるので、ストレッチポールの硬さや高さが苦手な人にもおすすめ。1枚を平たく畳み、お尻やひざの下に置いて体を安定させる際にも使用します。

0.5kgのダンベル2個

負荷を上げるためではなく、体を安定させたり、背骨や関節を意識して動くために使います。重すぎるものはNG。
500mlのペットボトル2本

0.5のダンベルと同じ重さです。持ちやすさもGood。
フェイスタオル

細くたたみ、足にかけて使用します。タオルの両端を持つので、厚手のものより薄手のものが扱いすくておすすめ。
ここまでの記事では、主に「おうちマシンピラティス」についてご紹介しました。つづく関連記事では、すぐに試せるエクササイズをお届けします。
つづき>>腰痛はマッサージするだけではダメ…本当に「動かしたほうがいい部位」は腰ではなくて、どこ?バスタオル1枚で根本原因にアプローチできる!
■著者:miey(ミー)
骨格矯正ピラティストレーナー。韓国出身。ピラティススタジオ『Pilates Alim』を銀座、新富町、福岡、大阪に展開。2016年に第一子出産後、11の減量に成功。しかし体重は減っても下半身が細くならず、試行錯誤する中でボディメイクに興味がわき、ピラティストレーナーの資格を取得。さらに知識を深め、運動・動作・ボディメイクで重要となる体の部位の機能解剖・キネシオロジーを基に骨格矯正ピラティスを考案。ピラティス指導者やエステティシャン、整体師等に骨格矯正メソッドを指導している。著書に『“がんばり筋”をほぐせばおなかも脚も細くなる!』『脚を動かすだけで下半身から即やせ! 股関節ムーブ』『おなか・太もも みるみる締まる! 恥骨リリース』(すべてGakken)など。著書累計13万部(2026年4月時点)。
YouTube:ブスの美ボディメイク
Instagram:@miey_bodymake
スタジオ:Pilates Alim




