2026年8月12日前後は、夜明け前の空に6惑星(木星・水星・火星・天王星・土星・海王星)が揃う、大規模な惑星直列がやってくる。さらに、12日夜から13日未明にかけては三大流星群の1つであるペルセウス座流星群観測の好条件となり、条件が揃えば1時間あたり35個程度の流星が期待できるという。 惑星直列(惑星パレード)とは、複数の惑星が空の同じ領域に集まり、地球から見て弧を描くように並んで見える現象のこと。今回の惑星直列では、8月12日の夜明け前ごろ(日の出の30~60分前ごろ)から、木星・水星・火星・天王星・土星・海王星の6惑星が、東の地平線から南西方向の広い範囲に並ぶようすが見られるという。 肉眼でもっとも見つけやすいのは火星と土星。水星は日の出直前に、地平線の低い位置に見られる。木星は明るいものの、地平線のすぐ近くにあるので見つけにくく、天王星と海王星の観測には、双眼鏡または望遠鏡が必要となる。 惑星直列の観測は前後数日間可能だが、日本での最適時間は8月13日午前4時15分から4時31分ごろとされる。6惑星が一度に並ぶ大規模な現象は数年から数十年に一度の珍しさだという。2026年は惑星直列のあたり年で、2月と8月のほか11月にも予定されている。 また、三大流星群の1つであるペルセウス座流星群は、2026年は8月13日午前11時ごろに極大を迎えると予想されている。日本で多くの流星を見ることができるのは12日夜から13日未明、および13日夜から14日未明の2夜だ。いずれの夜も午後9時ごろから流星が出現し始め、明け方に近付くにつれて数が増えると予想される。もっとも多く見られるのは13日の夜明けのころ(東京では午前3時台)で、条件が揃えば1時間あたり35個程度の流星が期待できるという。 流星は、放射点を中心に放射状に出現する。ただし、放射点付近だけでなく、空全体に現れるため、なるべく空の広い範囲を見渡すようにするのが観測のポイント。観測する際は、周囲の安全を確認したうえで、十分に注意しながら行ってほしい。なお、同日には海外の一部地域で皆既日食も起こり、2026年最大級の天文イベントが重なる1日となる。