社会を動かした“声”をすくい上げる性暴力サバイバーのドキュメンタリー映画『声をあげるということ ー性犯罪 刑法改正の記録ー』 | NewsCafe

社会を動かした“声”をすくい上げる性暴力サバイバーのドキュメンタリー映画『声をあげるということ ー性犯罪 刑法改正の記録ー』

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『声をあげるということ-性犯罪 刑法改正の記録-』© 2026 Tokyo Video Center
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2019年、相次ぐ4件の性犯罪の無罪判決に深い憤りを覚えた濱地咲季監督による長編ドキュメンタリー映画『声をあげるということ-性犯罪 刑法改正の記録-』が8月1日(土)より全国順次公開されることが決定。ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

本作は、勇気をもって自らの声をあげた性暴力サバイバーたちの姿を追った5年にわたる記録。

2019年、日本各地で性犯罪の無罪判決が相次いだ。女性が抵抗できない状況にあったと認めながらも男性が「同意したと勘違いしていた」「女性による明確な抵抗がなかった」「抵抗できたはずなのにしなかった」などとする無罪判決――。

なぜ、加害者に有利な判決が繰り返されるのか。性暴力の被害者は、なぜこれほどないがしろにされ続けているのか。こうした状況に、「これ以上見過ごすことはできない」と人々が立ち上がり、自らの悲しみ、怒りや苦しみを自分自身の声で語り始めた。その声を受け、「決してなかったことにしてはいけない」との強い思いで撮影を続けたのは、数多くのTVドキュメンタリーを手掛けてきた濱地監督。

2019年から、性犯罪に関する刑法改正に取り組む人々を取材してきた濱地監督は、ドキュメンタリー番組の放送を経て、その闘いの記録を長編映画として残すことを決意、さらに取材を重ねて完成させたのが本作である。



数多くの小さな声が、社会を動かした
「同意のない性交というだけでは罪に問うことができない」という現実に対し、1人ひとりの声は全国へと広がっていく。

実父からの性加害によるトラウマやPTSDに苦しむ女性たち。職場での度重なるセクハラに抗うことができなかったシングルマザー。制度の想定からこぼれ落ちてきた性的マイノリティの人々の被害。男性の被害者もまた、その経験を語りはじめた……言葉にされることのなかった現実が少しずつ共有され、性暴力の根絶を目指す「フラワーデモ」や「#MeToo」、被害者との連帯を示す「#WithYou」など、全国へ拡大していく。そしてついに2023年7月の刑法改正へと社会を動かし、「同意のない性交は犯罪である」とようやく明確化された。

いまなお、根絶されることのない性暴力。本作の5年にわたる撮影は、勇気をもって声をあげた1人ひとりの声の連鎖が社会に刻んだ、大きな一歩を記録している。

『声をあげるということ-性犯罪 刑法改正の記録-』8月1日(土)より新宿K's cinemaにて公開。
《シネマカフェ編集部》

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