5月4日はみどりの日、5日はこどもの日。内閣府は、みどりの日を「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日、こどもの日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日としている。 平成元年の法改正で、それまで天皇誕生日であった4月29日が「みどりの日」とされた。その後、平成17年の法改正で、平成19年から、4月29日が昭和の日とされ、みどりの日は5月4日に移された。青葉若葉の美しい時期であり、ゴールデンウィーク中でもあることなどが、その理由とされている。 こどもの日は、昭和23年制定の「国民の祝日に関する法律」によって定められた祝日の1つ。子供に関する風習として3月3日のひな祭りと5月5日の端午の節句があり、これを合わせて5月3日とする案もあったが、5月3日は憲法記念日となったため、季節の良い5月5日が採用された。こどもの日が5月5日とされた背景にはこうした経緯があり、男の子だけを対象とした日ではない。 若葉萌ゆる季節に、ほっとひと息つきながら子供と一緒に読み、その成長を喜び、幸福を願う時間となるような、おすすめの7冊の絵本を紹介する。自然の美しさ、ありがたみを感じる絵本 3選 自然の美しさや不思議に目を向けるきっかけとなる絵本は、子供たちに驚きや発見をもたらす。ページをめくりながら、身近な自然に思いを巡らせることで、そのありがたさや大切さを親子で感じるひとときとなるだろう。『チリとチリリ はらっぱのおはなし』著:どい かや チリとチリリが自転車にのってはらっぱへ…虫たちの世界を冒険!『もりのえほん』著:安野 光雅 目を凝らして見ると何かいる! 発見の森を散策してみよう『新装版 かこさとしの 地球のかがく えほん 第2期 全4巻』著:かこ さとし なぜ川は流れるの? やまはどうして高いの? 子供の素朴な疑問に答えてくれる子供の成長を喜び、幸せを願う絵本 4選 子供の誕生や成長の喜び、親のあたたかな思いをやさしく描いた絵本。心に寄り添う言葉や繊細な絵が、わが子がここにいることのかけがえのなさを静かに伝えてくれる。親子でページをめくりながら、これまでの歩みを振り返り、これからの健やかな成長と幸せを願うひとときを過ごしてほしい。『あんなに あんなに』著:ヨシタケ シンスケ 子育ては「あんなに〇〇だったのにもう…」の連続『そらいっぱいの こいのぼり』著:羽尻 利門 「なぜこいのぼりをあげるの?」おじいちゃんが教えてくれる『あなたがうまれたとき』著:くさか みなこ/イラスト:横須賀 香 「ありがとう」声に出して伝えたくなる1冊『ねぇ だっこ』著:いちかわ けいこ/画:つるた ようこ だっこされたい…そんな気持ちを伝えようとする子供の心を描く みどりの日とこどもの日。お出かけの合間に、親子で1冊の本を開き、静かに言葉を交わす時間は、かけがえのない宝物となるはずだ。