2000年3月8日に発生した地下鉄脱線事故により、当時高校生だった富久信介さんが犠牲になった。時を経て2020年、彼と同じ時間、同じ車両で通学し、密かに思いを寄せていた女性から一通のラブレターが、信介さんの家族の元に届いたという実話に惹かれ、石井裕也監督が映画化。
公開初週では邦画実写週末観客動員ランキング初登場第1位を記録(※4月17日~19日 興行通信社調べ)、公開直後からSNSで“泣けた”“涙が止まらなかった”などの声が寄せられている。
公式サイト内特設ページでの感想募集では、2,000件を超える投稿があり、「大切な人が明日も生きている保証なんてどこにも無いんだと、離れて暮らす両親や祖父母を思いながら拝見しました。不器用な人柄がやけにリアルで、何度も感情移入し、流れる涙を止めることができませんでした」「この映画を観てずっと会ってない大切な人に会いに行く勇気貰いました。会いに行こうと思い行ってみましたが、その日会うことは出来ませんでした。ですが、相手から連絡がきて久しぶりに話しました。そして、会う約束も出来ました。本当にこの映画には感謝してます。ありがとうございます。多くの方に観てもらいたい心に響く映画です」などとコメントが届いている。
そして、感想の中で数多く寄せられた感動シーンの場面写真を公開。最も声が多かったのは、ナズナと良一が涙を流すシーン。ナズナが娘に心配をかけまいと伝えられない秘密を抱える中で葛藤しながらも前を向く姿。不器用ながらも妻の秘密を共に抱え、こどもの成長を見守る良一が涙を流すシーンでは、涙を流す観客が続出。
学生時代のナズナが、信介の死を知り自宅で涙する姿、雨の中信介の葬儀を遠くから見つめる姿、息子を突如亡くし、絶望を隠しきれない両親の姿は、観る者の心を抉るような悲しみが襲う。ボクシングのトレーニングに励む信介と川嶋の活き活きとした姿、信介の訃報を知り呆然とする川嶋が、仏壇の前で世界チャンピオンへの夢を誓うシーンは涙なしでは観られない。
そのほか、著名人も「届く前から、もう恋は始まっている」(鈴木敏夫/スタジオジブリ)、「いつ訪れるか分からない別れに少しでも悔いを残さないよう、想いを言葉にして"今"伝えることの大切さを教えていただきました」(菅井友香/俳優)などと感想を寄せている。『人はなぜラブレターを書くのか』は公開中。












