JSコーポレーションは、全国の高校生を対象とした「大学人気ランキング」の最新版(2026年3月31日集計)を公表した。前年度同月の全国版ランキングと比べると、国立大学のトップ層は安定している一方、公立・私立大学では中上位層の順位に入れ替わりがみられた。 学校情報サイト「日本の学校」を運営するJSコーポレーションは、高校生を対象に「興味のある大学」をアンケート調査し、「大学人気ランキング」として毎月公表している。2026年3月31日集計の最新版は、2023年4月~2026年3月に得られた15万2,859人の高校生の回答を対象としたもの。全国版と都道府県版の国公立大学・公立大学・私立大学の各ランキングを公表している。 全国版の最新ランキング1位は、国立大学が「東京大学」、公立大学が「大阪公立大学」、私立大学が「青山学院大学」。前回(2026年2月版)調査と比較すると、私立大学で前回9位タイの同志社大学が順位を下げ、9位「立命館大学」、10位「同志社大学」となった。このほかの変動はなく、国公私立トップ30まで同じ顔ぶれが続いた。 一方、前年度同月(2025年3月版)と比較すると、国立大学は11位以降でいくつかの変動がみられた。鹿児島大学(12位→11位)や東京藝術大学(18位→15位)、熊本大学(21位→20位)、新潟大学(23位→21位)、金沢大学(24位→22位)などが上昇。対して、千葉大学(11位→12位)やお茶の水女子大学(15位→18位)、東京科学大学(20位→23位)、岡山大学(25位→30位)などは順位を下げた。 公立大学は前年度同月と比べ、トップ層で大きな変動がみられた。名古屋市立大学は4位から3位へ、兵庫県立大学は10位から7位へ、福井県立大学は16位から8位へ、愛知県立芸術大学は11位から9位へと順位を上げた。一方、静岡県立大学(3位→4位)、北九州市立大学(7位→10位)、京都府立大学(8位→12位)、国際教養大学(9位→13位)などは順位を下げた。 私立大学は上位4校(青山学院大学・慶應義塾大学・近畿大学・明治大学)の順位は安定しているものの、5位以下では「関関同立」や「MARCH」勢に動きがみられた。関西大学は前年度同月7位から5位へ浮上し、最新版では早稲田大学や上智大学を上回る人気校となった。このほか、立命館大学(11位→9位)や法政大学(14位→13位)、中京大学(16位→14位)も順位を上げている。 全体として、国立大学のトップ層は年間を通して安定している一方、公立・私立大学では中上位層の順位が入れ替わり、人気に変化がみられた。 学校情報サイト「日本の学校」では、最新の全国版および都道府県版のランキングを上位50校まで公表している。都道府県版では、地元の大学も含めた、より実態に近いランキングを確認できる。同Webサイトでは、地域別や学問分野別に学校を検索できるほか、パンフレットの請求やオープンキャンパス情報の確認も可能。大学だけでなく、専門学校や高校、奨学金に関する情報も掲載している。◆大学人気ランキング全国版(2026年3月31日集計)【国立大学】1位「東京大学」2位「筑波大学」3位「京都大学」4位「大阪大学」5位「名古屋大学」6位「九州大学」7位「神戸大学」8位「東北大学」9位「一橋大学」10位「北海道大学」【公立大学】1位「大阪公立大学」2位「東京都立大学」3位「名古屋市立大学」4位「静岡県立大学」5位「愛知県立大学」6位「横浜市立大学」7位「兵庫県立大学」8位「福井県立大学」9位「愛知県立芸術大学」10位「北九州市立大学」【私立大学】1位「青山学院大学」2位「慶應義塾大学」3位「近畿大学」4位「明治大学」5位「関西大学」6位「早稲田大学」7位「上智大学」8位「駒澤大学」9位「立命館大学」10位「同志社大学」