福岡女学院大学は2026年3月23日、2028年4月に同大学初となる理系学部「情報工学部(仮称・設置構想中)」を開設すると発表した。急速に変化し続ける情報社会において、Society 5.0の時代に対応し、デジタル分野で活躍できる女性の育成を目指す。女子大学ならではの環境で、AIやデータサイエンスなどの専門知識を習得する。 140年以上の歴史を持つ同大学は、創立者のジェニー・ギール氏以来、英語教育を通じて女性の社会進出を支援してきた。現代はサイバー空間とフィジカル空間が融合するSociety 5.0の時代へと移行しており、デジタルやデータが暮らしに不可欠となっている。同大学は、この変化に対応し、新たな時代にふさわしい強みを持つため、情報工学部の新設を決定した。 新学部では「理系だからこそ女子大」のメリットを掲げる。理系学部の多くは男性が多数を占めるが、全員が女性の環境であれば、学生は気兼ねなくのびのびと主体的に学ぶことができる。カリキュラムは、AI・データサイエンス系、情報コミュニケーション系、情報基盤系、アルゴリズム・ソフトウェア工学系で構成。理論だけでなく、企業や行政と連携した実習を通じ、課題発見力や協働力を養う。また、学びを支える充実したコンピュータ環境や計算基盤も提供する。 卒業後は、データ活用が得意な専門家として多彩な進路が想定される。企業や官公庁への就職に加え、在宅勤務が可能な職種や起業、大学院への進学も視野に入れている。詳細は大学公式ホームページで順次公開される。