近年、英国のボーディングスクールで学ぶ日本の子供が急増している。英国私立学校協会(ISC)が発行した年間レポートによると、2025年1月時点での日本からの単身留学生は675名に達し、9年連続で増加したことがわかった。パンデミック以降、全体の留学生数が減少傾向にあるなかで、日本からの留学生は2017年の336名から2倍に増えており、国際教育への関心の高まりがうかがえる。 英国私立学校協会(ISC)の調査結果によると、日本からの単身留学生数は2017年の336名から、2025年には675名へと倍増した。2020年のパンデミックをきっかけに、世界全体からの留学生数は減少傾向にあるが、日本からの需要は堅調に推移している。 この背景について、留学生をサポートする英国企業ピッパズ・ガーディアンズは、日本国内における国際教育への関心の高まりや、英国の教育課程である「Aレベル」や「GCSE」といったカリキュラムへの注目度と理解が深まっていることが要因であると分析している。また、英国の学校側が1タームや1年間といった短期留学の受け入れを拡大していることも、留学のハードルを下げる一助となっている。 さらに同社は、昨今の教育環境において進路の選択肢が多様化するなか、保護者の悩みも深まっていると指摘。インターナショナルスクールへの進学や海外への教育移住など選択肢が広がる一方で、「日本の教育」と「海外の教育」をどのように組み合わせるか、子供の将来を見据えた「出口戦略」に迷う声が多いという。日本の大学受験との両立や帰国後の学習環境の確保など、検討すべき課題が多岐にわたるとの見解を示している。 なお、3月15日には英国留学や国際教育をテーマにしたイベントが開催される予定。◆ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア March 2026日時:2026年3月15日(日)10:00~16:00(15:30受付終了)会場:赤坂インターシティコンファレンス 401・402(東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR4F)参加費:無料申込方法:Webサイトより申し込む主催:ピッパズ・ガーディアンズ