2026年3月4日(水)、令和8年度(2026年度)北海道公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。 リセマムは、練成会の協力を得て、学力検査「英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。<英語>講評(練成会 提供) 大問数4題、小問数34問と例年通りの出題形式でした。易しい問題と難しい問題の二極化が進みましたが、全体としては昨年と同程度の平均点になると予想されます。高得点を目指すには問題文から読み取った内容を正確に英語で表現できる力が必要です。 大問1はリスニング問題でした。過去4年と同様に配点35点、英文を読む回数は問1・問2は1回、問3・4は2回でした。問4は昨年と同様に、放送された英文の内容に合うようにメモの2か所の空欄に入る英語を書く問題と、放送内の「お気に入りの映画について教えてほしい」という要望に答える英文を自分で考えて書く問題が出されました。 大問2の小問集合は、小問6問で配点は16点でした。問1は対話が成立するように空欄に適切な1語を選ぶ問題、問2は絵と合うように空欄に適切な1語を補充する問題で、いずれも基礎的な単語・文法知識で解けるものでした。問3はイラスト内のやり取りを見て、2か所の空欄に適切な英文を書く問題でした。基本的な英語力に加えて、情報を処理する能力が試されました。 大問3は<A><B><C>に分かれた読解問題で配点は37点でした。<A>はイベントを案内する表をもとに答える問題でした。問2では表の下に書かれている注意書きとイベントに申し込むメールの文面を見比べて、「電話番号が書かれていない」という英文を書くもので、細部までしっかりと読み取る注意力が必要でした。<B>はキャッシュレス決済に関するスピーチで、例年通り、本文内容に関する記号問題2問と英問英答1題が出されました。問3の英問英答は「キャッシュレス決済の導入についてどう思うか」という問いに対し、理由を含めて自分の考えを書くものでした。<C>は高校生と留学生が、ともに過ごした経験とそこから学んだことについて、先生を交えて対話している英文でした。問3(3)は新傾向の問題で、本文中に書かれている日本とアメリカの違いを1つ選んで、その内容について詳しく質問する英文を書くというものでした。 大問4は英作文の問題で、配点は過去4年と同様に12点でした。(1)と(2)は「タイムマシンがあったら未来(過去)に行きたい」という英文を完成させる問題で、仮定法をマスターしているかどうかがポイントでした。(3)は未来(過去)でしたいことを2つ以上、合わせて24語以上で書く問題でした。自分の考えをミスなく書けるようにするため、普段から教科書の英文をしっかり書けるように練習をしましょう。 全体的に「聞くこと」、「読むこと」、「書くこと」の3技能がバランスよく出題されています。日頃から教科書のQRコードを活用し、ネイティブの発音をまねながら音読を繰り返しましょう。リスニング力の向上と、英文を素早く理解する力の養成につながります。また、自分の考えを英語で表現する練習も欠かさないようにしてください。 このレポートは2026年3月4日(水)に速報として練成会により作成されたもの。協力:練成会